『ゴースト・イン・ザ・シェル』が、4月7日(金)ついに全国公開となります。
この度、「俳優は衣装に袖を通して初めてキャラクターになりきれる」と熱弁するほど、ルパート・サンダース監督がこだわリ抜いた衣装の製作現場の裏側を映し出す特別映像が到着いたしました。
「攻殻機動隊」の大ファンであるルパート監督がシリーズへの敬意を払いつつ独自のビジョンを形成し、圧倒的スケールと世界観でSF映画の新たな歴史を刻んだ本作。
衣装デザインを担当したバート・ミューラーが「衣装は監督の視覚センスが根底にある」と説明するように、デザインのあらゆる面に携わったというルパート監督が「俳優は衣装に袖を通して初めてキャラクターになりきれるんだ」と強調していることからも、映画をつくる上で衣装に対して並々ならぬこだわりをもっていることがわかります。
また、カートと共に衣装デザインを担当したバート・スワンソンが「アニメ版『攻殻機動隊』に敬意を表しつつ、同時に特徴的で記憶に残るものを目指した」と語っていることからも、ルパート監督のビジョンを形にしようとチーム一丸となって本作に取り組んだ様子も窺える本映像。
特にスタッフ陣が注力したのが芸者ロボットの衣装
「伝統的、そして非伝統的な要素を混在させた。特に“帯”はとても伝統的だ。帯は従来の手法で作ったが、デザインは独自のものだ。電気回路のような模様で顔にも同じものがある」と日本文化を基礎に新たなアイデアを加えたことを明かすカートとバートですが、続けて「芸者(ロボット)のマスクはシリコンも考えたが、髪の毛も含めて硬質のものになった。美しい仕上がりだ」とも語っており、
より妖艶さと不気味さが見事にマッチした芸者ロボットについてルパート監督もまた、「恐ろしいキャラクターだ」とその渾身の出来に自信を覗かせています。「芸者が着ける固いマスクの髪の部分には、ファンがあって、風がおくられる」と演者の為の工夫も凝らしたことを明かすルパート監督ですが、映像内では、芸者ロボットを演じた福島リラがマスクと衣装を身に纏い、実際に演じている場面も確認できます。
少佐の代名詞ともいえる、姿を消すことができるスーツ“光学迷彩”は、5度のアカデミー賞受賞経験を持つ特殊効果担当のサー・リチャード・テイラーのチームの協力のもと製作。
機能的かつスタイリッシュな仕上りとなった光学迷彩を見たカートは
「まさに衣装にとっての新たなテクノロジーだろう。これを着たヨハンソンは魅力的だ」と絶賛!
初めて全身シリコン製のスーツを作ったリチャードもまた「アーティストとして、私たちはこのプロジェクトに参加せずにいられなかった。
観客は魅力的なキャラクターに溢れた独自でダイナミックな世界を目にする。他に類を見ないだろう」と喜びを語っています。
【Introduction】
近未来、脳以外は全身義体の世界最強の少佐(スカーレット・ヨハンソン)は唯一無二の存在。
悲惨な事故から命を助けられ、世界を脅かすサイバーテロリストを阻止するために完璧な戦士として生まれ変わった。
テロ犯罪は脳をハッキングし操作するという驚異的レベルに到達し、少佐率いるエリート捜査組織・公安9課が
サイバーテロ組織と対峙する。捜査を進めるうちに、少佐は自分の記憶が操作されていたことに気づく。
自分の命は救われたのではなく、奪われたのだと。―本当の自分は誰なのか?
犯人を突き止め、他に犠牲者を出さないためにも少佐は手段を選ばない。
全世界で大絶賛されたSF作品の金字塔「攻殻機動隊THE GHOST IN THE SHELL」をハリウッドで実写映画化。
■監督:ルパート・サンダース 『スノーホワイト』
■製作:アヴィ・アラッド、アリ・アラッド、スティーヴン・ポール
■脚本:ジェイミー・モス、ウィリアム・ウィーラー 、アーレン・クルーガー
■原作: 士郎正宗「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」
■出演:スカーレット・ヨハンソン、ビートたけし、マイケル・ピット、ピルー・アスベック、チン・ハンandジュリエット・ビノシュ
■邦題:ゴースト・イン・ザ・シェル
■原題:GHOST IN THE SHELL
■公開日:(北米)2017年3月31日(日本)2017年4月7日
■配給:東和ピクチャーズ
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