松居大悟監督の挑む新作映画『アイスと雨音』のオーディションから選ばれた”目の輝き”をもった6 人の少年少女たち--音楽はMOROHAが担当

2017-04-01

『アズミ・ハルコは行方不明』『私たちのハァハァ』の松居大悟監督最新作『アイスと雨音』

先程最終回を迎えた、テレビ東京ドラマ 24「バイプレイヤーズ~もしも 6 人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」。そのメイン監督を務める松居大悟による最新作「アイスと雨音」のキャストが決定しました。

『お芝居をやったことがなくても構いません。数字や理屈ではなく目の輝きを信じたいです』という松居大悟監督の意向から、プロ・アマ問わず募集するオーディションを実施。
募集期間約 100 時間で集まった 400 名の中から、キャスト 6人は選出されました。

選ばれたのは、画像左上から、
高校 2 年生の森田想(映画「SCOOP!」など)
高校 2 年生の田中怜子(演技経験無し)
高校 2 年生の紅甘(映画「白河夜船」など)
画像左下から、
高校 1 年生の青木柚(映画「14 の夜」など)
高校 2 年生の田中偉登(ドラマ「相棒 season15」など)
中学 2 年生の戸塚丈太郎(舞台を中心に活動)
その他にも、サブキャストとして、
高校 3 年生の若杉実森(演技経験無し)
高校 2 年生の門井一将(演技経験無し)が選ばれた。
(※学年は 3 月時点)

活動するジャンル・演技経験の有無関係なく、これから更なる輝き放つキャストで撮影に臨みました。

この映画「アイスと雨音」は、現実と虚構、映画と演劇の狭間で、小さな町でもがいて生きる若者たちの物語。
オーディションで選ばれ、初舞台に意気込む 6 人の少年少女たち。
しかし、その舞台は突如中止となって――

真っすぐな才能たちが集結し、全力で描いた青春映画『アイスと雨音』に注目ですー

現在、撮影は終了済み。
撮影を終えた松居大悟監督からのコメントを紹介します。

松居大悟監督コメント

この作品の制作過程は、出会ったことのない感情ばかりでした。シンプルに怒りの感情から始まった企画でしたが、いつしか 8 人のエネルギーに圧倒され、MOROHA に背中を押され、スタッフ陣に救われ、たくさんの感情が同時に追いかけてきて。一気に走り抜けた時、「アイスと雨音」は見たこともない熱量のある作品になっていました。そう、作品になっていたのです。これは舞台でもなく、映画でもない、形容できないジャンルの何かだと思います。きっと次に会う時の 8 人の顔は、もう変わっているはずで、今しかない表情を撮りました。心が折れたことのある全ての人に見てほしいです。仕上げ頑張ります。
ー松居大悟