戦国時代、天下人秀吉をギャフンと言わせた
“けったいな”男 その名は池坊専好
彼が手にしたのは刃(やいば)ではなく、花!?

画像: (c)2017「花戦さ」製作委員会 twitter.com

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戦国の世に、花をもって平和への戦いに挑んだけったいな男がいた! その名は池坊専好。
京都・頂法寺六角堂の花僧で立花の名手、専好は、天下統一を目指す織田信長の前で花をいけ、居合わせた千利休らの心をつかむが、思わぬ失態が信長の怒りを買い、あわや打ち首に……。そのとき、軽妙な機転で彼を救ったのは、豊臣秀吉だった。

そんな出会いから十数年。
秀吉の治世のもと戦乱は収まり、専好と利休は無二の友として互いの道を高め合った。だが天下人となった秀吉の驕りは嵩じ、利休を自害に追い込み、専好を慕う町衆の命までもが次々と奪われていく。ついに専好は立ち上がった。手にしたのは、「刃(やいば)」ではなく「花」。

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前田利家邸を舞台に、池坊専好が太閤秀吉に仕掛けた一世一代の「戦さ」とは――。

2017年、「花をいけた」という記録から、555年を迎える華道家元でいけばなの根源である池坊には、1594(文禄3)年、初代・専好が、秀吉を迎えた前田利家邸で松を使った巨大な大砂物を立て、称賛されたという記録が残されている。本作は、この語り継がれる伝説を基に、大ヒットテレビドラマを数多く手がける森下佳子が脚本化した。

専好を演じるのは狂言師・野村萬斎、秀吉には歌舞伎俳優・市川猿之助、信長に中井貴一、利家に佐々木蔵之介、利休に佐藤浩市。伝統芸能の第一人者から映画界を代表する俳優までもが豪華にコラボレーションする。

池坊の全面協力により、200瓶を超える立花が登場。加えて、表千家不審菴、裏千家今日庵、武者小路千家官休庵の三千家が協力体制をとった。
劇中絵画を新進現代アーティスト・小松美羽、題字を書道家・金澤翔子、美術を京都の本流を継ぐ唯一の女性映画美術・倉田智子らパワフルな女性陣が手がけ、華やかで剛健な安土桃山文化の物語を、痛快時代劇エンタテインメントに作り上げた。

画像: 映画『花戦さ』 予告編 youtu.be

映画『花戦さ』 予告編

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花戦さ
野 村 萬 斎  市川猿之助 中 井 貴 一 佐々木蔵之介  佐 藤 浩 市
高橋克実 山内圭哉 和田正人 森川 葵 吉田栄作 竹下景子
脚本:森下佳子 
音楽:久石譲 
劇中絵画:小松美羽 
題字:金澤翔子 
監督:篠原哲雄
(原作:鬼塚 忠「花戦さ」/角川文庫刊)
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2017年6月3日よりロードショー


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