ドミニク・サンダ(Dominique Sanda, 1948年3月11日 - )
フランス・パリ出身の女優。
16歳の頃ヴォーグ誌などのモデルから、ロベール・ブレッソン監督と知り合い、17歳(1968年)に『やさしい女』でデビュー。
その後『暗殺の森』『1900年』などのベルナルド・ベルトルッチ監督作品に出演して、"ベルトルッチの女神(ミューズ)"とも呼ばれた。
他にルキノ・ヴィスコンティ監督の『家族の肖像』、リリアナ・カヴァーニ監督の『ルー・サロメ/善悪の彼岸』などの作品などでも有名。
1976年には『沈黙の官能』でカンヌ国際映画祭の女優賞を受賞。
また、日本では操上和美の撮影によってPARCOのCMなどにも出演している。
(アートディレクター石岡瑛子)
1969
やさしい女
Une femme douce ロベール・ブレッソン監督
1970
暗殺の森
Conformista ベルナルド・ベルトルッチ監督
初恋(ファースト・ラブ)Erste Liebe
1971
悲しみの青春 Giardino dei Finzi-Contini
1972
刑事キャレラ/10+1の追撃 Sans mobile apparent
マッキントッシュの男
The MacKintosh Man ジョン・ヒューストン監督
1974
家族の肖像
Gruppo di famiglia in un interno ルキノ・ヴィスコンティ監督
ステッペンウルフ 荒野の狼
Steppenwolf フレッド・ヘインズ監督
1976
沈黙の官能
L'Eredità Ferramonti マウロ・ボロニーニ監督
カンヌ国際映画祭 女優賞 受賞
1900年
Novecento ベルナルド・ベルトルッチ監督
1977
ルー・サロメ/善悪の彼岸
Al di là del bene e del male リリアーナ・カヴァーニ監督
世界が燃えつきる日 Damnation Alley
1980
二人の女
Le Voyage en douce ミシェル・ドヴィル監督
太陽のエトランゼ Caboblanco
1981
Les Ailes de la colombe ブノワ・ジャコ監督
1982
都会のひと部屋 Une chambre en ville
シーデビル L'indiscrétion
1986
肉体と財産 Corps et biens
1989
ムーンリットナイト In una notte di chiaro di luna
1992
ラテン・アメリカ/光と影の詩 El Viaje
1993
ルコナ号沈没の謎を追え! Der Fall Lucona
2000
クリムゾン・リバー Les Rivières pourpres
2014
SAINT LAURENT/サンローラン Saint Laurent
ドミニク・サンダ
カンヌ国際映画祭で女優賞をとった『沈黙の官能』の音楽(エンニオ・モリコーネ)に載せてドミニク・サンダのスライド映像