1980年台後半から90年代。日本の映画監督たちが一気に世界に映画祭などで受賞し注目された。
是枝裕和、河瀬直美、塚本晋也、そして北野武などである。
小津安二郎、溝口健二、黒澤明から大島渚までの日本映画の監督たちとは、また違う新しい日本の映画の表現が生まれた時代ー
個性あふれる、4人の日本が世界に誇れる監督たちのデビュー作、初期作にフォーカスした特集上映が早稲田松竹で特集上映が開催されている。
それぞれの監督の原点というべき作品を、スクリーンで再び観ることができる貴重な機会となる。
『幻の光』是枝裕和監督 1995年
是枝裕和監督による劇場映画デビュー作で、原作は宮本輝の同名小説。
ヴェネツィア国際映画祭で金のオゼッラ賞を受賞。
『萌の朱雀』河瀬直美監督 1997年
初商業作品で97年度のカンヌ国際映画祭で日本人初のカメラ・ドール新人監督賞(史上最年少)・ロッテルダム国際映画祭国際映画批評家連盟賞を受賞。
『その男、凶暴につき』北野武監督 1989年
北野武の映画初監督作。その後”世界のキタノ”になる原点というべき作品。
『鉄男』塚本晋也監督 1989年
『沈黙』などで俳優としても活躍する塚本晋也監督の初期の代表作。ローマ国際ファンタスティック映画祭グランプリ。一般公開1作目にして国際的評価を獲得した。
詳細は下記より