小林 正樹
(こばやし まさき、1916年2月14日 - 1996年10月4日)は日本の映画監督。
松竹に入社後、木下恵介の助監督を経て監督となる。『あなた買います』『黒い河』などを発表。
その後、3年にわたり6部作となる9時間半に及ぶ『人間の條件』を発表。
独立後、1969年(昭和44年)には黒澤明、木下恵介、市川崑とともに「四騎の会」を結成。
1971年カンヌ国際映画祭で世界の10大監督に日本からただ一人選出された。
他は、チャップリン、オーソン・ウェルズ、フェディリコ・フェリーニ、ロベール・ブレッソン、ルイス・ブニュエル、ミケランジェロ・アントニーニ、ウィリアム・ワイラーなどとカンヌ国際映画祭 25 周年記念功労賞を受賞。
監督作品
息子の青春(1952年)
まごころ(1953年)
この広い空のどこかに(1954年)
三つの愛(1954年)
美わしき歳月(1955年)
壁あつき部屋(1956年)
あなた買います(1956年)
泉(1956年)
黒い河(1957年)
人間の條件
毎日芸術賞、毎日映画コンクール監督賞、ヴェネツィア国際映画祭サン・ジョルジョ賞
第一・第二部(1959年)
第三・第四部(1959年)
第五部・第六部(1961年)
からみ合い(1962年)
切腹(1962年)
カンヌ国際映画祭審査員特別賞
『切腹』についてインタビュー
音楽は武満徹。カンヌでの賛否のスキャンダルの話しなどー貴重なインタビューです。
怪談(1965年)
カンヌ国際映画祭審査員特別賞
アカデミー賞外国語映画賞ノミネート
上意討ち 拝領妻始末(1967年)
ヴェネツィア国際映画祭で国際映画批評家連盟賞
キネマ旬報ベスト・ワン
日本の青春(1968年)
いのちぼうにふろう(1971年)
化石(1975年)
燃える秋(1978年)
東京裁判(1983年)
食卓のない家(1985年)