恒例の映画芸術ベスト&ワーストが発表された。
発表前に、編集長の荒井晴彦氏が「あきた十文字映画祭」に寄せたコメントで『君の名は。』と『この世界の片隅に』に触れ、ネットやSNSでだいぶ騒動になっていたが、この映画芸術でのベスト1も結局『この世界の片隅に』となっていた。
また、ここのランキングはベストとワーストの両方にランキングされることも多いのだが、その中では岩井俊二監督の『リップヴァンウィンクルの花嫁』が両方のランキングで同位に選ばれている。
詳しくは、今回発売された『映画芸術』458号の誌上でご覧いただけるが、選者32人と編集部の選評に加え、6年ぶりに日本映画を振り返る総括座談会を収録されている。
今号の特集は、追悼・荒戸源次郎となっていますよ。
映画芸術ベストテン
1 この世界の片隅に
2 聖の青春
3 ディストラクション・ベイビーズ
4 団地
5 リップヴァンウィンクルの花嫁
6 オーバーフェンス
7 続・深夜食堂
8 セトウツミ
9 溺れるナイフ
10 ケンとカズ
以下11位『SHARING』
12位『シン・ゴジラ』
『淵に立つ』
14位『バッド・オンリー・ラヴ』
15位『貌斬りKAOKIRI』
16位『64~ロクヨン~』
17位『海よりまだ深く』
18位『眼球の夢』
19位『ヴィレッジ・オン・ザ・ヴィレッジ』
20位『クリーピー偽りの隣人』
『俳優 亀岡拓次』
映画芸術ワーストテン
1.怒り
2.湯を沸かすほどの熱い愛
3.シン・ゴジラ
4.君の名は。
5.リップヴァンウィンクルの花嫁
6.クリーピー
6.葛城事件
8.この世界の片隅に
8.64
8.海賊とよばれた男