web retrospective 15 岡田茉莉子
岡田 茉莉子(おかだ まりこ、1933年1月11日 - )は、日本の女優・映画プロデューサー。
昭和を代表する女優であると同時に、現在も活躍する大女優。
デビュー作は、『舞姫』成瀬巳喜男監督の作品となる。
舞姫(1951年)成瀬巳喜男監督
秋日和(1960年)小津安二郎監督
秋刀魚の味(1962年)小津安二郎
次にご紹介する『秋津温泉』ですでに岡田茉莉子が出演した映画作品が100本。
今作が大島渚や篠田正浩らとともに松竹ヌーヴェルヴァーグの旗手として活躍した吉田喜重監督にとっても、初期の大ヒット監督作品となっている。
秋津温泉(1962年)吉田喜重監督
1964年(昭和39年)6月21日、旧西ドイツのバイエルン州で吉田喜重と海外挙式。
1966年、吉田喜重監督と現代映画社を創立し公私共々で映画を製作し続ける。
この、一連のシリーズで吉田喜重監督の独自のエロスと映像美学の世界を確立させた。
水で書かれた物語(1965年)吉田喜重監督
女のみづうみ(1966年)吉田喜重監督
情炎(1967年)吉田喜重監督
樹氷のよろめき(1968年)吉田喜重監督
エロス+虐殺(1970年)吉田喜重監督
煉獄エロイカ(1970年)吉田喜重監督
告白的女優論(1971年)吉田喜重監督
1970年代の角川映画の代表作となる『人間の証明』や80年代は中島貞夫監督の『序の舞』そして、2006年には青山真治監督の『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』などに出演し、大女優としての存在感を示している。
人間の証明(1977年)佐藤純彌監督
序の舞(1984年)中島貞夫監督
現在、夫である吉田喜重監督の作品で岡田茉莉子出演の最後の作品となっている『鏡の女たち』