今、自転車がアツい!
香港アクションの申し子ダンテ・ラムが放つ、渾身の本格プロ・ロードレース映画の誕生!究極のスピード感、興奮、感動のすべてを全身で体感せよ!

『パンターニ 海賊と呼ばれたサイクリスト』(14)、『劇場版 弱虫ペダル』(15)、『疑惑のチャンピオン』(15)などのヒットにより、自転車ユーザーはもとより、自転車に乗らない人をも巻き込み、エンターテインメントの分野の一つとしてその地位を確立しつつある。

そんななか、その盛り上がりにさらなる拍車をかける真打ち登場ともいうべき、超本格派プロ・ロードレース映画が誕生した――それこそが本作『疾風スプリンター』である。
本作が描くのは、アマチュアや学生を対象としたロードレースではなく、あくまでも自転車を生業とするプロ・ロードレーサーたちの熱き姿だ。プロがゆえの葛藤や苦悩、栄光と挫折を浮き彫りにしたドラマを軸に、次々と繰り出される壮絶かつ圧倒的なレースシーンは手に汗握る臨場感!スタントは使わずに、俳優自らが演じることにこだわったそのリアリティがより興奮と緊迫感を増幅させる。監督は、『激戦 ハート・オブ・ファイト』(13)で知られ、日本にも多くのファンを持つ香港アクションの申し子ダンテ・ラム。

画像: https://www.facebook.com/shippu2017/photos/a.1162349277136560.1073741826.1162322233805931/1170412852996869/?type=3&theater

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キャストには、エディ・ポン、ショーン・ドウ、チェ・シウォン( uperJuniour)といった台湾・中国・韓国を代表する人気俳優たちが集結。スタッフとキャストの、妥協なき強いこだわりと信念が作り上げた究極のプロ・ロードレース・エンターテインメント!押し寄せる興奮、湧き上がる感動、そのすべてを全身で体感してほしい1作だ。

つきまして 、映画公開を記念致しまして、現役 プロ・ロードレーサーとして活躍する鈴木真理選手(宇都宮ブリッツ ェン所属)とサイクルライフナビーゲータ絹代さんをゲストに迎えトークイベントを実施いたしました。

香港アクションの申し子と言われるダンテ・ラム監督が、台湾・韓国・中国から人気実力派俳優を招集し、 満を持して送り出した本格プロ・ロードレース映画『疾風スプリンター』が 7 日に全国公開した。

画像: 左から:絹代、鈴木真理

左から:絹代、鈴木真理

公開を記念し、現役プロ・ロードレーサーとして活躍する宇都宮ブリッツェンの鈴木真理選手と、サイクルライフナビゲーターの絹代さんが登壇して初日トークイベントを実施した。

『疾風スプリンター』初日トークイベントについて

日時: 1 月 7 日(土) イベント開始 12:20~(10:15 回上映終了後)
場所: 新宿武蔵野館 C EEN1 (東京都新宿区新宿 3-27-10 武蔵野ビル 3F)

●登壇者: 鈴木真理選手(宇都宮ブリッツェン)、絹代(サイクルライフナビゲーター)

会場まで自身の自転車で自走してきたという鈴木選手は、自転車とともに登壇。
「MERIDA の自転車にママチャリ用のペダルをつけて走ってきました(笑)」と話すと、サイクリストも多かった客席からは身を乗り出して見る人もいるほど熱気に溢れた。

映画について「自転車映画と聞いて、最初はまったく期待していなかったんですが、知らず知らずにのめり込み、昔の自分と置き換えて観ていました。プロ選手の気持ちに共感しました。」と語った。「映画の中では感情むき出しの熱い男たちが登場しますが、真理選手は大人で感情を表に出すタイプではないですよね?」 との絹代さんからの質問に、「20代の頃は感情むき出しで、エースの座を死守したいと思っていました。勝てば勝つほど給料もあがるし、優遇される。当時は目も心も鬼の時代でした(笑)」と明かした。

迫力のレー スが見所のひとつでもある本作について「実際のロードレースで体当たりをして落車させるなどはないです が、それくらいレースは激しいものであるし、相手を掴んで転ばせたいと思うくらいレースではどん欲に優勝したいってなります。実際に僕もエースとしてやっていた時は、相手に“10 万払うから勝たせてくれ” と思うくらいどうしても優勝したいって気持ちを持っていました(笑)」と、プロのロードレーサーにとって勝つことへの重圧や重要さについて話した。

本作ではドーピングについても描かれている。「実際にはやっていないですが、金を払ってでも勝ちたいというのも、ズルをするという点ではある意味ドーピング。選手として感情移入するシーンであり、もし周りがやっていたら自分もやっちゃったのかな?と思うくらい。文化の違いですが、日本では幸いドーピング という風習が無いので、僕がエース時代は全くそういうことを考えたこともなかったし、相手がやっているとも思っていなかった。不幸中の幸いだったのかもしれない。この映画は、人間の欲が上手に描かれているなと思いました。」と真剣な眼差して語った。

また現在、脚の血栓症という病気で悩んでいる鈴木選手は、「選手を辞めたくないけど辞めたい...という 気持ちで葛藤しているんですが、女性サイクリストのシーヤオの気持ちに置き換えて観てしまって、落車して走れなくなったシーンでは涙しました。そこからの彼女の切り替えもスゴいなって、まさに不屈の精神ですよ。」と、映画に登場する選手たちそれぞれに共感しながら観たことを熱く話した。
最後に、「高い自転車じゃなくてもいいんです。ママチャリでもちょっと走りに出たら気持ち良いなって思ってもらえると思います。ぜひ天気の良い日に自転車に乗ってみてください!」と締めくくった。

画像: 『疾風スプリンター』日本版予告編 2017年1月7日(土)より新宿武蔵野館ほか全国公開 youtu.be

『疾風スプリンター』日本版予告編 2017年1月7日(土)より新宿武蔵野館ほか全国公開

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監督・脚本:ダンテ・ラム『激戦 ハート・オブ・ファイト』
出演:エディ・ポン『激戦 ハート・オブ・ファイト』 チェ・シウォン『ヘリオス 赤い諜報戦』、ショーン・ドウ『サンザシの樹の下で』、ワン・ルオダン『いつか、また』
2015/香港・中国/北京語、広東語、英語、韓国語/スコープサイズ/カラー/DCP/125 分/原題『破風』、英題『TO THE FORE』/
字幕翻訳:鈴木真理子
提供:ギャガ、新日本映画社
配給・宣伝:エスパース・サロウ
© 2015 Emperor Film Production Company Limited 【映倫 G】

新宿武蔵野館他にて絶賛公開中!

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