ニコラス・ケイジ主演、太平洋戦争の知られざる真実を描く戦争アクション映画『パシフィック・ウォー』の公開 が2017年1月7日(土)よりシネマサンシャイン池袋ほかにて決定しました!
本作では日本軍潜水艦の魚雷により沈没した米海軍の重巡洋艦インディアナポリスと、そこに乗り組んでいた兵士 たちを待ち受ける過酷な運命を描いておりますが、この度、海上を漂流する兵士たちに対して獰猛な人喰いザメが 襲い掛かる特別映像が解禁されました。
インディアナポリス号の1,196人の乗組員のうち、水中に逃れたのは900人ほど、さらに救助されるまでの5日間 近くにおいて絶え間ないサメの攻撃、空腹、ひどい渇き、日焼けなどに耐えて生き残った兵士はわずか317人という過酷な状況でした。
そして、海のシーンで使われるリアルなアニマトロニクスのサメを作り出したのは、ヴォルフガング・ペーターゼ ン監督『パーフェクト・ストーム』(00)でアカデミー賞®にノミネートされたウォルト・コンティ。
コンティは、 ケーブルにつながれて、海の中で動き、顎を開いたり閉じたりできる実物大のサメを作り上げました。そのリアルさ故に、なんと撮影中にコバンザメが腹に吸着しようとしたそうです!
また、スティーヴン・スピルバーグ監督『JAWS/ジョーズ』(75)で名優ロバート・ショウが演じたサメ狩りの達人である漁師クイントはインディアナポリスの生き残りという設定でした。
インディアナポリス号の沈没は、全米のみならず全世界にサメの恐怖を植え付けた事件でもあったのです。
【STORY】
1945年、太平洋戦争末期。アメリカ軍はマクベイ艦長率いる重巡洋艦インディアナポリス号にある極秘任務を与える。それは長きに渡る大戦に 終止符を打つ最終兵器。原子爆弾の輸送であった。危険極まりない戦地へと旅立ったマクベイと兵士たちは、日本軍との激しい戦闘を掻い潜り ながらなんとか目的地テニアン島にたどり着く。任務を終え安堵に包まれながら次の目的地へ出発するマクベイ一行。しかしその時、艦内に爆 音が鳴り響く。橋本少佐率いる日本軍の潜水艦が発射した魚雷が艦に直撃したのだ。激しい戦闘の末沈没してしまうインディアナポリス。なん とか命からがら脱出したものの太平洋を漂流するはめになったマクベイと兵士たちに、今度は飢えと喉の渇き、そして獰猛な鮫たちが襲い掛か る。極限状態に陥り次々と命を落としていく兵士たちと、彼らを一人でも多く生きて家族の元へ帰そうと奮闘するマクベイ。しかしこれはマク ベイに襲い掛かる非情な運命の始まりに過ぎなかった......
【キャスト】
ニコラス・ケイジ、トム・サイズモア『プライベート・ライアン』、トーマス・ジェーン『ミスト』『パニッシャー』 コディ・ウォーカー『ワイルド・スピード SKY MISSION』、マット・ランター「新ビバリーヒルズ青春白書」 ジェームズ・レマー『ホーンズ 容疑者と告白の角』、竹内豊『硫黄島からの手紙』
【スタッフ】
監督:マリオ・ヴァン・ピーブルズ『レッド・スカイ』
脚本:キャム・キャノン、リシャール・リオンダ・デル・カストロ
撮影:アンジェイ・セクラ『パルプ・フィクション』『アメリカン・サイコ』
音楽:ロラン・エケン『トカレフ』
編集:ロバート・A・フェレッティ『トカレフ』
2016年/アメリカ/129分/カラー/シネマスコープ/DCP5.1ch/英語・日本語/日本語字幕:北村広子
原題:USS Indianapolis: Men of Courage/
配給:クロックワークス
協力:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
©2016 USS INDIANAPOLIS PRODUCTION INC.