2017年4月、映画『バーニング・オーシャン』(原題:DEEPWATER HORIZON)を公開することが決定いたしました。
2010年4月20日、メキシコ湾沖約80kmの石油掘削施設“ディープウォーター・ホライゾン”が、海底油田より逆流してきた天然ガスの引火により大爆発を起こした。その後も未曾有の被害を出す大事故となり、施設だけでなく海上一面が火の海と化した。
この事故は、世界最大級の“人災“でもあった-。施設内に閉じ込められた作業員126名の運命は?被害の拡大を食い止めようとする現場作業員と彼らの決死の脱出を壮大なスケールで描いた、実話に基づく海洋ディザスター。
【石油掘削施設“ディープウォーター・ホライゾン”】
“ディープウォーター・ホライゾン”は自動船位保持装置を備えた半潜水式の石油プラットフォームで、海に浮きながら
自動で位置を調節し、大水深の海底から石油を掘削することができる。
【メキシコ湾原油流出事故】
2010年4月20日にメキシコ湾沖合80km、水深1,522mの海上で海底油田掘削作業中だった石油掘削施設
“ディープウォーター・ホライゾン”で、技術的不手際から掘削中の海底油田から逆流してきた天然ガスが引火爆発し、
海底へ伸びる5500mの掘削パイプが折れて大量の原油がメキシコ湾へ流出した事故。7月16日までの原油流
出量は約78万キロリットル(490万バレル)である。被害規模は数百億USドルとされる。
監督は『ローン・サバイバー』、『バトルシップ』など、リアルなアクション描写に定評のあるピーター・バーグ。
見る者がまるでその場にいるかのような迫力の映像を作り上げた。そして、人為的ミスの連鎖、親会社と下請け会社の確執など、大事故へとつながる小さな原因の積み重ねを緊張感たっぷりに描いた。主演は『トランスフォーマー/ロスト・エイジ』、『ローン・サバイバー』のマーク・ウォールバーグ。共演に、実力派のカート・ラッセル、ジョン・マルコヴィッチ。さらにはジーナ・ロドリゲスや『メイズ・ランナー』のディラン・オブライエン、ケイト・ハドソンが名を連ねる。
当時この事故は日本でも大きく報道されたが、それは事故後の原油流出による環境汚染、世界の大企業を巻き込んだ巨額の賠償問題が中心だった。爆発が起こる最中の現場作業員たちの知られざるドラマが、ついに明かされる-。
監督:ピーター・バーグ
出演:マーク・ウォールバーグ、カート・ラッセル、ジョン・マルコヴィッチ、ジーナ・ロドリゲス、ディラン・オブライエン、ケイト・ハドソン
配給:KADOKAWA 2016年アメリカ映画/107分/G