フランスでは、漫画は、9番目の芸術として認められ、世界から訪れる観光客を魅了しています。
日本の漫画が、世界から脚光を浴びているのです。
今回、日本とフランスの漫画家たちが描く漫画にスポットを当てた、ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo9 ~漫画、9番目の芸術~」が、グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボにて12月1日~2017年1月29日まで開催中です。

フランス語圏では、「バンド・デシネ(BD)」と呼ばれる漫画文化があり、BD(=漫画)は絵画のように緻密で技巧に富んでいる作品が多く、第9番目の芸術と位置付けられています。
※フランスにおける芸術の序列は、諸説ありますが、第1から8までは、順に「建築」「彫刻」「絵画」「音楽」「文学(詩)」「演劇」「映画」「メディア芸術」とされています。21世紀に入り、世界最高峰の美術の殿堂、ルーヴル美術館が、現代アートとして漫画に着目し、「ルーヴル美術館」をテーマに漫画で魅力を伝える「ルーヴル美術館BDプロジェクト」を始動しました。
日本をはじめ、フランス内外の才能豊かな漫画家たちを招待し、ルーヴル美術館をテーマに自由に作品を描いてもらったのです。

今回、このプロジェクトの全貌を漫画の国・日本で展覧会として紹介することになりました。約300点の原画やネームなどの資料、特別映像やインスタレーション等、充実の内容です。
フランス語圏から9人、日本からは、荒木飛呂彦、谷口ジロー、松本大洋、五十嵐大介、
坂本眞一、寺田克也、ヤマザキマリの7人の総勢16人の漫画家たちが、それぞれ独特の世界観で描いたルーヴル美術館をご鑑賞いただけます。
漫画が華麗なるルーヴル美術館の名画の世界へ誘います。

ルーヴル美術館のエントランスのガラスのピラミッドや、ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」などの名作をモチーフにした作品や、古代ギリシャ彫刻の「サモトラケのニケ」のレプリカの周囲に漫画の原稿が舞うオブジェなどみどころ満載です。
また、公式イメージソング「ナンバーナイン」は、ミュージシャンの米津玄師さん、音声ガイドは、人気声優の神谷浩史さんが担当します。
是非この機会にご鑑賞ください。
それでは今から、いくつかの作品をご紹介いたします。

画像: 二コラ・ド・クレシ― /『氷河期』©Futuropolis / Musée du Louvre éditions 2005

二コラ・ド・クレシ― /『氷河期』©Futuropolis / Musée du Louvre éditions 2005

画像: マルク=アントワーヌ・マチュー /『レヴォ リュ美術館の地下ーある専門家の日記より~』

マルク=アントワーヌ・マチュー /『レヴォ リュ美術館の地下ーある専門家の日記より~』

画像: エンキ・ビラル / 『ルーヴルの亡霊たち』 ©Futuropolis / Musée du Louvre éditions 2012

エンキ・ビラル / 『ルーヴルの亡霊たち』 ©Futuropolis / Musée du Louvre éditions 2012

画像: 荒木飛呂彦 /『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』© LUCKY LAND COMMUNICATIONS / 集英社

荒木飛呂彦 /『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』© LUCKY LAND COMMUNICATIONS / 集英社

画像: 谷口ジロー /『千年の翼 百年の夢』©TANIGUCHI Jiro – Futuropolis / Musée du Louvre éditions / Shogakukan

谷口ジロー /『千年の翼 百年の夢』©TANIGUCHI Jiro – Futuropolis / Musée du Louvre éditions / Shogakukan

画像: 松本大洋 /『ルーヴルの猫』©MATSUMOTO Taiyou / Shogakukan / Futuropolis / Musée du Louvre éditions

松本大洋 /『ルーヴルの猫』©MATSUMOTO Taiyou / Shogakukan / Futuropolis / Musée du Louvre éditions

画像: 五十嵐大介 /『ニケのうた』©Daisuke Igarashi

五十嵐大介 /『ニケのうた』©Daisuke Igarashi

画像: 坂本眞一 /『王妃アントワネット、モナリザに逢う』©坂本眞一 / 集英社

坂本眞一 /『王妃アントワネット、モナリザに逢う』©坂本眞一 / 集英社

画像: 寺田克也 /『ルーヴル消失』©Katsuya Terada

寺田克也 /『ルーヴル消失』©Katsuya Terada

画像: ヤマザキマリ /『Pallmyre au Musée  美術館のパルミラ』©Mari Yamazaki

ヤマザキマリ /『Pallmyre au Musée  美術館のパルミラ』©Mari Yamazaki

  ルーヴル美術館は1793年に美術館として開館する以前は、フランス王フィリップ2世が
1200年頃に建てた要塞でした。
800年以上の歴史を見守り続けたルーヴル。時空を超えて、今なお変わらぬ存在価値を持つルーヴルの魅力を、ルーヴル第9番目の芸術、漫画の世界でご堪能ください。

画像: ルーブル美術館の監修者 ファブリス・ドゥアール氏によるギャラリートーク

ルーブル美術館の監修者 ファブリス・ドゥアール氏によるギャラリートーク

画像: 「サモトラケのニケ」のレプリカ

「サモトラケのニケ」のレプリカ

画像: 展覧会グッズ

展覧会グッズ

展覧会概要

開催期間
2016年12月1日~2017年1月29日
※12月31日、年1月1日は休館となります。

開催時間
11:00~18:00 (最終入場は17:30まで)
 
会 場
イベントラボ
グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタルB1F 
 
観覧料金(税込み)
一般・大学生 1,600円 / 高校・中学生 1,200円 / 小学生 600円
※未就学児入場無料
※障がい者手帳をお持ちの方とその介助者1名は当日料金の半額(要証明書)
 
主 催
ルーヴル美術館、関西テレビ放送、読売新聞社、ルーヴルNO.9大実行委員会
協賛・後援・協力
協賛 / 大日本印刷
後援 / 在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本
協力 / 一般社団法人ナレッジキャピタル

ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo9 ~漫画、9番目の芸術~」 @大阪
 cinefilチケットプレゼント

下記の必要事項、読者アンケートをご記入の上、ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo9 ~漫画、9番目の芸術~」チケットプレゼント係宛てに、メールでご応募ください。
抽選の上3組6名様に、ご本人様名記名の招待券をお送りいたします。
記名ご本人様のみ有効の、この招待券は、非売品です。
転売業者などに入手されるのを防止するため、ご入場時他に当選者名簿との照会で、公的身分証明書でのご本人確認をお願いすることがあります。

☆応募先メールアドレス  info@miramiru.tokyo
*応募締め切りは2018年1月15日 24:00 日曜日

記載内容
1、氏名 
2、年齢
3、当選プレゼント送り先住所(応募者の電話番号、郵便番号、建物名、部屋番号も明記)
  建物名、部屋番号のご明記がない場合、郵便が差し戻されることが多いため、
  当選無効となります。
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   また、抽選結果は、当選者への発送をもってかえさせて頂きます。

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