おおはた雄一が手がけた映画主題歌
「風の声を聴いた日に」ミュージックビデオが完成!
MVも監督・脚本は金井純一、主演は増田璃子が担当!
この度、現在渋谷HUMAXシネマにて公開中の映画「ちょき」(金井純一監督、主演増田璃子、吉沢悠)主題歌で、おおはた雄一「風を声を聴いた日に」のミュージックビデオが完成しました。
映画同様、監督・脚本を金井純一が、主演を瀬戸サキ役として増田璃子がつとめており、映画の世界観そのままの映像、ストーリーで展開され、映画のスピンオフとなっています。
公園のベンチに座る瀬戸サキ(増田璃子)。偶然訪れた少年(長野蒼大)と何気ない会話を交わしていくふたり。サキの問う「学校は楽しい?」「好きな人はいる?」「好きな人とずっと一緒にいられたらいいのにね」・・・それに対しての少年の答えから、言葉とは裏腹のたくさんのやさしさや愛が垣間見えてくる。やがて少年が帰り、サキもベンチを立とうと、白杖をカバンから取り出し歩き始めるとギターを抱えたおおはたとすれ違い、、。おおはたの座るベンチから見える絶景。そこからはたくさんの人々が暮らす町が一望できる。
夕陽がサキと少年のふたりを照らす優しく暖かい雰囲気をワンカット長回しで捉えている。また、サキが少年へ語る問いも、映画「ちょき」の世界とつながっており、映画を見た人にはその一言一言が切なく響くところもポイント!
映画からインスピレーションを受けておおはたが主題歌を書き下ろしたように、今回は金井監督が主題歌からインスピレーションを受けてMVオリジナル脚本を書き下ろした。
そんなコラボレーションを果たしたふたりからコメントが届いている。
【おおはた雄一】
この映像を作っていただいた事で、また新しい「ちょき」の世界が見えてきました。自分もその中に入れるなんて最高です。曲を作って良かったなあと心底思いました。
監督の仕事ぶりもキリッとカッコよかったですね。みなさん、是非楽しんでくださいね。
【金井純一】
98分の映画「ちょき」を、4分11秒の主題歌「風の声を聴いた日に」が、
まるっと包み込んでくれました。音楽ってすごいなぁと、改めて思います。
今回、おおはたさんと共有できた「ちょき」の世界を、ミュージックビデオという形で表現しました。
この映像の世界が伝わってほしい、ぜひみんなと共有したいなぁと強く思います。
個人的に最高のミュージックビデオになりました。
なお12月8日(木)渋谷HUMAXシネマでの「ちょき」上映終了後には
主題歌「風の声を聴いた日に」MVをスクリーンで観る夜〜おおはた雄一×金井監督トークショー
の開催が決定。劇場の大スクリーンでMVを観れる貴重な機会となります。
<ストーリー>
小さな街の小さな美容室。盲目の少女と美容師のおじさんの、ていねいで、いとおしい、小さな恋の話。
自然豊かな和歌山市の商店街にある美容室”HATANO”。
レコードとコーヒーが好きな波多野直人(吉沢悠)は美容師を、妻・京子(広澤草)は美容室の二階で書道教室をしていた。7歳の瀬戸サキは、その書道教室に通っていた問題児だが、京子はサキを自分の娘のように可愛がっていた。直人と京子の間に子供はいなかった。 時は経ち十年後、一本の電話がかかってくる。それは十年前のある事件以来会っていなかったサキ(増田璃子)だった。彼女は視力を完全に失っていた。直人も最愛の妻・京子を五年前に亡くしていた。空白の十年間に何があったのか。サキの想いを知り、直人はある大きな決意をする・・・。
増田璃子 吉沢悠
藤井武美 和泉ちぬ 広澤草 円城寺あや 橋本真実 大竹浩一 横内亜弓 田中良子 真銅倫子 三谷麟太郎 神尾翠優 宇和千夏本谷紗己 芳本美代子 / 小松政夫
メイン写真 川島小鳥
音楽・主題歌 おおはた雄一「風の声を聴いた日に」
監督・脚本 金井純一『転校生』『ゆるせない、逢いたい』
配給・宣伝:SDP
製作:「ちょき」フィルムパートナーズ (2016年/カラー/アメリカンビスタ/DCP5.1ch/98分)
(C) 2016「ちょき」フィルムパートナーズ