戦争の愚かさを描き、アカデミー賞(R)外国語映画賞など数々の賞を受賞した衝撃のデビュー作
『ノー・マンズ・ランド』、ベルリン国際映画祭で三冠に輝いた、実際の当事者たちを起用したロマの一家の感動の実話『鉄くず拾いの物語』―。

常に社会問題を力強くも繊細な眼差しで見つめ、誰もが共感する物語として世界の人々の心に訴えかけつづけるダニス・タノヴィッチ監督の2作品が、2017年3月より新宿シネマカリテにて連続ロードショーいたします。公開に先駆け 2 作品同時にビジュアルが完成致しました。

2017 年大注目の、社会の暗部をスリリングでドラマチックに映し出した傑作2作品!

幻の問題作『汚れたミルク/あるセールスマンの告発』世界初公開!

世界初公開となる『汚れたミルク/あるセールスマンの告発』 は、
「子どもたちを守るため、男は世界最大企業を敵にまわした。」
という力強いキャッチコピーが添えられ、大事そうに子供を抱えている主人公アヤンの「守るべきものがある」という強い意志が伝わる印象的なビジュアルとなった。
下部分には地べたにしゃがみ込み哺乳瓶を手にする女性、無垢な眼差しで こちらを見つめる子どもの姿がある。
サブコピーには「1997年、パキスタンで大手グローバル企業が起こした粉ミル クによる乳幼児死亡事件。これは隠された真実の物語――」。と記され、本作が実話に基づく問題作であることを伝えている。

画像: 幻の問題作『汚れたミルク/あるセールスマンの告発』世界初公開!

『汚れたミルク/あるセールスマンの告発』

【STORY】
あるグローバル企業が、パキスタンで粉ミルクを強引に販売したことによって、不衛生な水で溶かした粉ミルクを飲んだ乳幼
児の死亡率が増加してしまう。その現状を知ったセールスマンのアヤンは、自らが販売した粉ミルクが子供たちの命を奪って
いる事に気づき、巨大企業を訴えようとする・・・。

監督:ダニス・タノヴィッチ
脚本:ダニス・タノヴィッチ、アンディ・パターソン
出演:イムラン・ハシュミ、ギータンジャリ、ダニー・ヒューストン、カーリド・アブダッラー、アディル・フセイン
2014 年/インド=フランス=イギリス/90 分/シネマスコープ
配給:ビターズ・エンド
© Cinemorphic, Sikhya Entertainment & ASAP Films 2014

ベルリン映画祭二冠!
アカデミー賞外国語映画賞ボスニア・ヘルツェゴビナ代表作
『サラエヴォの銃声』


ベルリン映画祭で銀熊賞をはじめとした二冠に輝き、さらには本年度アカデミー賞外国語映画賞ボスニア・ヘルツェゴビナ代表にも選ばれた『サラエヴォの銃声』は、サラエヴォ最高のホテル“ホテル・ヨーロッパ”を闊歩する美しい女性、そこには「その引き金を引いた者は、英雄なのか、テロリストなのか――」と、不穏で緊張感あふれるキャッチコピーが添えられている。

「第一次世界大戦のきっかけとなった皇太子の暗殺。通称サラエヴォ事件から100 年の式典。“ホテル・ヨーロッパ”の緊迫は、ふたたび1発の銃声で破られる―」
というサブコピーの下には、すれ違う男女、 銃を構えた男性、駐車場の怪しげな人たちの重なり合う人間模様がある。物語のラストに一体何が待ち受けているのか…!?と想像をめぐらすサスペンスフルなビジュアルとなった。

画像: ベルリン映画祭二冠! アカデミー賞外国語映画賞ボスニア・ヘルツェゴビナ代表作 『サラエヴォの銃声』

『サラエヴォの銃声』
【STORY】
2014 年 6 月 28 日、第一次世界大戦勃発のきっかけとなったサラエヴォ事件から 100 年。サラエヴォ最高のホテル「ホテル・ヨーロッパ」では、記念式典が行われることになっていた。ホテルの屋上で戦争と結果についてインタビューするジャーナリスト。式典に招待されて演説の練習をする VIP。賃金未払いをめぐってストライキを企てる従業員たち。混沌とするホテルに一発の銃声が鳴り響き、それぞれの運命が大きく交錯していく…。

監督・脚本:ダニス・タノヴィッチ
原案:ベルナール=アンリ・レヴィ(戯曲「ホテル・ヨーロッパ」)
出演:ジャック・ウェバー、スネジャナ・ヴィドヴィッチ、イズディン・バイロヴィッチ、ヴェドラナ・セクサン、ムハメド・ハジョヴィッチ
ファケタ・サリフベゴヴィッチ-アヴダギッチ
2016 年/フランス=ボスニア・ヘルツェゴビナ/85 分/シネマスコープ
配給:ビターズ・エンド
© Margo Cinema, SCCA/pro.ba 2016

2017 年 3 月、新宿シネマカリテにて2作品連続ロードショー!
3/ 4(土)~『汚れたミルク/あるセールスマンの告発』
3/25(土)~『サラエヴォの銃声』

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