2016年11月5日、最も成功した華人監督と言われるアン・リー(李安)監督が、「天才」は自分ではなくウォン・カーウァイ(王家衛)監督だと語ったと新浪など中国メディアが伝えた。
米アカデミー賞で監督賞を2回受賞、またカンヌ・ヴェネツィア・ベルリンと世界三大映画祭でも数々の受賞歴を持つアン・リー監督。
中国の人気トーク番組で、アカデミー賞の可能性も高い最新作『ビリー・リンの永遠の一日』で世界初の試みとなる120FPS/4K/3Dの撮影技術(120フレーム/秒)という最新技術での映像が世界初披露が導入したことではプロからも「狂気の沙汰」だと思われていたという。が監督は「もう62歳なので、待っていられない。今すぐやりたいと思った」と話したという。
今までの評価からも「天才」とも言われるアン・リー監督だが、自分を「天才」ではないと自ら分析。監督にとって「天才」と呼べるのはウォン・カーウァイ監督だと語った。
2016年英アカデミー賞でジョン・シュレシンジャーブリタニア賞受賞
のメッセージ動画 ジェイク・ギレンホールから授与
『ビリー・リンの永遠の一日』のメイキング動画
『ビリー・リンの永遠の一日』海外予告
台湾での『ビリー・リンの永遠の一日』プロモーショントークショー