先ごろ台湾で開催された第16回高雄映画祭に日本から行定勲監督が参加をし、『ピンクとグレー』と『うつくしいひと』の2本が上映された。
また、映画祭に参加をした行定勲監督は現地メディアから今後一緒に仕事がしてみたい台湾の役者を聞かれると若手女優として演技力に定評のあるグイ・ルンメイ(桂綸[金美])の名前を挙げている。
行定勲監督は21日には、彼女が出演しているからという理由でグイ・ルンメイの主演している映画『徳布西森林』を鑑賞しており、行定勲監督のグイ・ルンメイに対する高い関心は現地メディアからも注目を浴びている。
グイ・ルンメイはこれまでに『藍色夏恋』や『言えない秘密』といった話題作で清純な役で注目度を高め、その後はミステリー映画『薄氷の殺人』といった本格派の作品でも好演するなど、若手女優として深い演技に定評のある役者だ。
行定監督が語るには、台湾でも絶大な人気を誇る師匠の岩井俊二監督も以前よりグイ・ルンメイにほれ込んでいる1人なのだとか。
日本の映画シーンを牽引する監督がグイ・ルンメイとタッグを組む日はやって来るのだろうか?