数々の名作を、再生させ再評価につなげるヤヌスフィルムによって伊丹十三監督の1985年製作の『タンポポ』の4K版リマスターが完成したことがわかった。
NYのFilm Forum で10月21日よりお披露目上映がなされ、その後ロサンゼルスなど各地の映画館で上映が予定されている。
1985年制作だが、アメリカでの初上映は1987年。
アカデミー外国語映画賞に輝いた『バベットの晩餐会』(1987)の前に、作られたと言うこと最初の本当のグルメ映画であったとも再評価されている。
また世界でラーメンが認知された現代だけに、より海外の人たちから見ても、魅惑的なテーマを扱った映画として見られることに間違いないでしょう。
もともと、海外でも評判が高かった『タンポポ』ですが、これで、伊丹十三監督の海外再評価の機運はまた高まっていくと思われますね〜。
今回のポスターはブルックリンを中心に活躍するPing Zhu によって制作された。
ヤヌスフィルムより公開された予告