新たな映像表現に挑戦してきたショウダユキヒロ監督の新プロジェクト
出演・村上虹郎&ゆう姫(Young Juvenile Youth)×音楽・Young Juvenile Youth×監督・ショウダユキヒロ
生と死・性と命をテーマに新感覚のCGを駆使して贈る、体感型の脳内革命アートフィルムが誕生!
監督は、サカナクションや RADWIMPS の MV や CM を中心としながら、国内外で評価の高い「blind」 「social 0.0 LAB」「TOWER RECORDS LIVE LIVEFUL!」といったメッセージ性の強い作品で新たな映像表現に挑戦してきたショウダユキヒロ。
プロデュースを手がけたのは、世界から集うフィルムメーカーらと国際的なプロダクションユニットNIONを立ち上げた高橋聡と、守屋貴行。
主演を務めるのが、映画『2つ目の窓』でデビュー以降、『ディストラク ション・ベイビーズ』、ドラマ「仰げば尊し」など次々と話題作に出演し今大注目の俳優、村上虹郎。
物語 の中核を担う音楽を担当したのはエレクトロニック・ミュージック・ユニット Young Juvenile Youth。独特の存在感を放つゆう姫は 自ら映像にも出演し、村上虹郎と初共演を果たす。
更に、世界に誇る特殊メイクアーティストの JIRO、ファッションの新たな試みに挑み続けるスタイリストの 伏見京子、新感覚の CG 制作を行う AnimationCafe など、個性あふれる超一流のスタッフが大集結。
また当日は、現代アーティストの三嶋章義による、本作の世界観をイメージした作品展示から始まり、天井 に設置されたスクリーンに映る映像を仰向けになって鑑賞するなど全身で映像が体感できる仕掛けを構築。
実験的な手法により、ただ消費されるだけの映像文化に警鐘を鳴らす。
衣装・メイク・CG・更には上映環境をも一つの作品として最初から創り上げ発信するというこれまでにない体感型映像作品となった。
各アー ティスト達のコラボレーションにより、映像・音楽・ファッション・アートいずれの分野でも新たな可能性 を示唆しうる脳内革命アートフィルムがここに完成した。
コンセプト
-KUMUY- A NEW EXPERIMENTAL FILM EXPERIENCE
人類は進化しているのだろうか。
モノがあふれ、情報があふれ、人間の本質が秒ごとに変わっていく現在。
果たして進化の定義はどこにあるのだろうか?
男性は幾多もの破壊を行い、女性が幾多もの生命を誕生させてきた。
もし男性に生命を誕生させる機能があれば、そこに新しい平和の価値観が生まれるかもしれない。
お腹に子を宿すひとりの兵士。
彼の中に生まれる母性が、彼を苦しめる。
胎児を育む母胎の中の宇宙。
その宇宙で胎児が見る世界とは。
現代の人間が考えなくてはいけない事、未来に残すもの。
生と死・性と命とをテーマに、その根源である「生きぬくチカラ」を信じたチームが手がける
新感覚のCG 技術と斬新な脚本アイデアが凝縮された 10分間の脳内革命アートフィルム。
コメント
■ショウダユキヒロ(監督): 去年の秋頃、Young Juvenile Youthの2人と一緒に何か楽しい事がやりたいね、という雑談のような所からスタートしたプロジェクトです。作品を作ってどのように見てもらうかまで提案する実験的な試みではありますが、一流アーティスト達が本気で手がけた一流の遊びを、見に来て体感してもらえると嬉しいです。
■村上虹郎:YJYは今作品に関わる前からずっとかっこいいなと思って聴いていたので嬉しかったです。この作品を作る上でかかせないCGや、カメラワークもですが衣装も全て1からつくりあげたもので、この服はおれ以外の誰も着たことないんだってウキウキしました。撮影する前に、この作品はいわゆる王道の"MV"の型から外れて、10分程の自由な尺の中で、自分は兵士で、時代も人種も不明で、妊娠と出産をする、ということを事前に聞いていて、これは凄い、絶対に楽しいものになる、という実感はありました。ただ、その分現場も壮絶でしたが。。。
■ゆう姫 (Young Juvenile Youth): ショウダ監督との出会いは偶然で、必然だったと感じています。柄にもなく私から猛烈にアタックをして、一緒に作品を作れることが出来て本当に最高でした。監督をはじめ、携わってくれたチームのみんなのアイディアが凝縮されていて、YJYとして音楽で参加出来るだけでなく、虹郎さんとも共演出来て、本当に幸せでした。この作品がたくさんの方の感性に触れることを期待しています。
■JEMAPUR (Young Juvenile Youth):ショウダ監督とご一緒させて頂くのは本作がはじめてで、脚本や設定を作る段階から密に関わらせて頂いたのですが、まず驚いたのはショウダ監督の想像力のブラックホール加減です。言語が伝達ツールとして如何に脆弱かということを目の当たりにしつつ、感覚を超越したそのイメージの世界から受けるインスピレーションは膨大で、サウンドデザインをしていく過程はとても直感的で刺激的でした。本作ではメロディやハーモニーは極限まで抑制して、音そのものの質感、響き、時間軸の変化に伴う音量変化など、微細なコントロールによって世界の移り変わりを表現しました。今、私たちが生きている世界は、執拗に不安や危機を煽り、著しくバランスを欠いた時代遅れな経済システムを維持する消費行動の為だけにデザインされ、内部から溢れ出る本質的な思考が抑圧されているように思います。果たして、道はそちらにしか無いのだろうか?
予告
『KAMUY』
2016/カラー/5.1ch/15min
上映会場:代官山ヒルサイドプラザ
上映会期:2016年10月29日(土)30日(日)
出演:村上虹郎・ゆう姫 (Young Juvenile Youth)
監督:ショウダユキヒロ
プロデューサー:高橋聡・守屋貴行
撮影:上野千蔵
照明:西田まさちお
美術:秋葉悦子(ART LABO)・瓜生真奈美
特機:市原登志幸
録音:綾城重理人・堂坂武史
衣装:伏見京子・KOSHIRO EBATA
ASUKA KUMADA(The HAPPENING)
特殊メイク:JIRO(自由廊)・天野結
ヘア:TANO
メイク:NAO YOSHIDA
CG:Animation Cafe
フレーム:辻 高廣
主題歌:Young Juvenile Youth「A Way Out」
音楽:JEMAPUR (Young Juvenile Youth)・小野雄紀
制作・配給:NION
10月29日(土)、30(日)代官山・ヒルサイドプラザ(渋谷区猿楽町 29-10 代官山ヒルサイドテラス内)にて上映
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