アンディ・ウォーホルの自伝映画はジャレッド・レトがプロデュース!

アカデミー賞に輝いた『ダラス・バイヤーズ・クラブ』から一転『スーサイド・スクワッド』では、ジョーカー役で話題を集めたジャレッド•レトが密かにアンディ・ウォーホルの自伝映画の企画を進めていたことがわかった。

今作では『ソーシャル・ネットワーク』『マネーボール』『キャプテン・フィリップス』『インフェルノ』などのプロデューサーで著名なマイケル・デ・ルカと共にビクター・ボックリスによるアンディの伝記小説の映画化権を確保し、自らもプロデューサーしても参加しているという。

画像: http://www.tate.org.uk/art/artworks/mapplethorpe-andy-warhol-ar00219

http://www.tate.org.uk/art/artworks/mapplethorpe-andy-warhol-ar00219

この映画『Warhol(原題)』はアメリカンポップアートの伝説的な芸術家アンディ・ウォーホルの自伝をベースにしたドラマ。
1960年代、アメリカ消費社会をテーマにポップアーティストとしての成功から、ルー・リードなどが参加したヴェルベット・アンダーグラウンドのプロデュースや、様々なアートムービー作品を手がける。そして、その成功の頂点の中で狂信者による狙撃を受けるも一命をとりとめる。
1980年代は打って変わってアーティストとして世界に影響を与えつつも、NYの社交界のナイトキングとして存在感を示し、様々な分野の著名人と交流。そんな、時代時代で生き方を変えつつ自らが伝説になっていった人物を、ジャレッド・レトがどのように演じるのだろうか。

過去にも、実は多くの役者がウォーホル役を演じている。主だったところではアンディ・ウォーホルのミューズとして活躍したイーディ・セジウィックの生涯を描いた伝記映画『ファクトリー・ガール』ではガイ・ピアース、ジュリアン・シュナーベル監督の『バスキア』ではデヴィッド・ボウイ、イヴ・サン=ローランの伝記映画『Saint Laurent』ではウィレム・デフォーといった面々。
特に、『バスキア』でのボウイは存在感を示して印象に強く残っている人も多いだけに、今回のレトがどのように演じるのかも期待がかかる。

 脚本は、ドラマ『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でもペンを取ったテレンス・ウィンターが担当。
テレンス・ウインターは今年マーティン・スコセッシとミック・ジャガーと共に1970年代のニューヨーク・ミュージック・シーンを舞台にしたTVドラマ・シリーズ『VINYL』のエクゼクティヴ・プロデューサーに名を連ねており、NYに生まれた彼にとってこの手の作品はお得意なのかもしれない。

現在、現在ジャレッド・レトは『ブレードランナー』続編の撮影に参加が決定しているのでその後の主要な作品がこの作品になると思われる。

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