第64回サン・セバスティアン国際映画祭で9月18日にプレミア上映された話題の中国映画『我不是潘金蓮』で主演女優を務めるファン・ビンビン(范冰冰)とフォン・シャオガン(馮小剛)監督がレッドカーペットに登場し、注目を集めた。
今年のサン・セバスティアン国際映画祭でグランプリとなる「ゴールデン・シェル」賞を争うコンペティション部門に中国語映画として唯一ノミネートされたフォン・シャオガン監督の『我不是潘金蓮』は、先日閉幕した第41回トロント国際映画祭においても国際批評家連盟賞 (The Fipresci Prize)を受賞しており、大きな注目を集めている。
注目作として前評判の高かった本作は、プレミア上映のチケット約900枚が一瞬で完売するほどの争奪戦となり、映画ファンの間でも高い関心が寄せられていることを裏付けた。
中国トップ美女と称されるファン・ビンビンがこれまでの華やかなイメージを捨て、すっぴん顔でみすぼらしい衣装に身を包み、農村女性を演じた本作で、ファン・ビンビンは12年振りにフォン・シャオガン監督とタッグを組むことになった。
ファン・ビンビンをトップ女優へと押し上げた2003年のフォン・シャオガン監督作品『手機』以来の2人の共作という点でも話題になっている。
『我不是潘金蓮』
【HD】《我不是潘金莲》磨刀版预告片(范冰冰|郭涛|大鹏)

