「セッション」のチャゼル監督強し『La La Land』が受賞！オスカー前哨戦 トロント国際映画祭受賞結果--主な作品は!?

現地時間18日、第41回トロント国際映画祭授賞式が開催された。
最高賞にあたる観客賞には前評判も高かった映画『セッション』のデイミアン・チャゼル監督の新作ミュージカル『ラ・ラ・ランド（原題） / La La Land』が受賞。

オスカー前哨戦の呼び声高いこの映画祭。
昨年の観客賞は『ルーム』が受賞しており、ここ数年でも『それでも夜は明ける』『英国王のスピーチ』『スラムドッグ＄ミリオネア』など過去の受賞作は、かなりの確率が高くアカデミー作品賞を獲得しており、ますます、今作から目が離せません。また、第73回ヴェネツィア国際映画祭で今作主演のエマ・ストーンが最優秀女優賞に輝いていており、個人賞の行方も気になりますね。

観客賞2位には、オーストラリアのガース・デイヴィス監督の『ライオン（原題） / Lion』デヴ・パテル、ニコール・キッドマン、ルーニー・マーラら出演している。

3位は、デヴィッド・オイェロウォ、ルピタ・ニョンゴらが出演している、ウガンダの少女がチェスチャンピオンを目指すさまを描いた『クイーン・オブ・カトゥエ（原題） / Queen of Katwe』。

『ラ・ラ・ランド（原題） / La La Land』

『ライオン（原題） / Lion』

『クイーン・オブ・カトゥエ（原題） / Queen of Katwe』

その他主な受賞結果は以下のとおり

ピープルズ・チョイス賞
MIDNIGHT MADNESS部門

　MIDNIGHT MADNESS部門の結果です。
３位に輝いた『Raw』は衝撃の作品で、今後も注目です！

第１位

『Free Fire』（英）　監督：ベン・ウィートリー

第２位
　

『The Autopsy of Jane Doe』（米）監督：アンドレ・ウーヴレダル

第３位

『Raw（Grave）』（仏・ベルギー）　監督：Julia Ducournau

国際批評家連盟賞

I Am Not Madame Bovary（我不是潘金蓮）（中）　監督：フォン・シャオガン

◆ピープルズ・チョイス賞 ドキュメンタリー部門

『I Am Not Your Negro』（米・仏・ベルギー・スイス）監督：ラウル・ペック

受賞式典の動画です！

チャン・ツィイーなども登場しています。