ウェス・アンダーソン監督の初めて撮ったモノクロ短編映画があります。
出演しているには、ウェス・アンダーソン自身と、すっかり俳優として確立したオーウェン・ウィルソン。二人の若かりし頃の姿です。
1992年の製作とされており、二人が23歳前後の作品です。
この二人は、テキサス大学オースティン校時代に出会い、二人で暮らしていたとのことです。
この短編映画『Bottle Rocket』を製作。今作でジェームズ・L・ブルックス監督の目にとまり、劇場用にリメイクした『アンソニーのハッピー・モーテル』で長編映画の監督デビューを果たすことになります。オーウェンの弟のルーク・オーウェンも出演しています。
初期のウェス・アンダーソン監督の作品は、オーウェン・ウィルソンと共同で執筆した脚本が多く実際に『アンソニーのハッピー・モーテル』から『天才マックスの世界』『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』でもウィルソンが脚本も書いており『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』ではアンダーソンと共にアカデミー脚本賞にノミネートされています。
それにしても、若い輝きがあふれた二人の作品です。
上記の作品を発展させたのが、この作品。96年に製作されたものです。
上記の作品を発展させたものでプロデューサーにジェームズ・L・ブルックスの名前もクレジットされています。