8月25日から9月5日の期間、開催されていた第40回モントリオール世界映画祭で英国人プロデューサーのドナルド・ランヴォがカナダ・モントリオールのホテルで死亡しているのが確認され、成功とともに閉幕した映画祭に大きな衝撃を与えている。
今回62歳で逝去したドナルド・ランヴォの死因などは明らかにされておらず、モントリオール世界映画祭にはワールド・コンペティション部門の審査員の1人として訪問していた。
生前の功績としては、代表作としてチェン・カイコー(陳凱歌)監督の93年カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作『さらば、わが愛/覇王別姫』や1998年開催のベルリン国際映画祭で金熊賞に輝いたブラジル映画『セントラル・ステーション』、女優レイチェル・ワイズをアカデミー助演女優賞に導いた映画『ナイロビの蜂』などにおいての制作指揮が有名だ。
著名プロデューサーの突然の訃報に世界中に衝撃が走るニュースとなっている。