ヴェネツィア国際映画祭の恒例行事として2011年からスタートした、ファッションブランド「Miu Miu ミュウミュウ」が企画する女性監督によるショートフィルムプロジェクト「MIU MIU WOMEN’S TALES(女性たちの物語)」で河瀬直美監督、安藤サクラ主演の『SEED」が上映された。
このシリーズは、様々なバックグラウンドを持った世界各国の著名な女流監督が、ミュウミュウと女たちのストーリーとして短編フィルムで毎回描いていくというもの。
第一回に登場したゾエ・カサヴェテス監督から始まり、これまでもルクレシア・マルテル、ジャーダ・コラグランデ、マッシー・タジェディン、アヴァ・デュヴァーナイ、ヒアム・アッバス 、ソー・ヨン・キム、ミランダ・ジュライ、アリーチェ・ロルヴァケルそして第十回作品には「ヌーヴェルヴァーグの祖母」と呼ばれるアニエス・ヴァルダが参加してきた。
そして今回、ヴェネツィア国際映画祭ではアメリカ人映画監督のクリスタル・モーゼルの撮った第12弾となる『THAT ONE DAY』のお披露目と合わせ、2月にNYで発表された河瀬直美監督の第11弾作品『SEED』も一緒に上映された。
世界の著名ブランドの多くが、近年、このように映画作家とコラボした映像作品が作られてきているが、Miu Miuは毎年この世界の三代映画祭ヴェネツィア国際映画祭で、このシリーズを発表し続けている。また、あくまで作品として明確コンセプトでシリーズ化している。
そして、webでは下記のように、監督へのインタビューやメイキング映像などしっかりと作品と監督が理解できるように、構成。
なんとも映画監督への愛とリスペクトのある企画となっているのは確かだ。
ぜひ、下記のサイトでこれらの作品を、ご覧ください。
河瀬直美監督 『SEED』
主演 安藤サクラ 音楽 サカナクション
メイキング映像
作品に対しての監督インタビュー
下記のMiu Miuのサイトでその他全シリーズ作品がご覧になれます!
下記、ヴェネツィア国際映画祭等での『SEED』紹介記事