東の羽生、西の村山と称されながら29歳にして亡くなった
実在の棋士・村山聖の一生を描いた話題の映画『聖の青春』。

この度、本作の主題歌が、秦 基博「終わりのない空」 に決定!
あわせまして、主題歌を収録した映画新予告映像&新ビジュアルも完成致しました!

画像1: (C)2016「聖の青春」製作委員会

(C)2016「聖の青春」製作委員会

主人公・村山聖を演じるのは、俳優・松山ケンイチ。
かつてない驚異的な役作りで精神面、肉体面の両方から村山聖にアプローチし、熱演。
聖の最大のライバルであり、松山自身が本作の“ヒロイン”であると語る羽生善治を演じるのは、東出昌大。
聖を支えた師匠・森信雄役にはリリー・フランキー。 母・村山トミ子役に竹下景子。
弟弟子・江川役に 染谷将太。そして安田顕、柄本時生、鶴見辰吾、北見敏之、筒井道隆ら
豪華キャスト陣が脇を固め、人間の知の限界に挑戦し続けた伝説の将棋指しの人生を、
師匠、ライバルほか周囲から愛された記憶と共に、愛情豊かに描き出します。

名人になることだけを夢見て、命を削りながら将棋に全てを懸けた将棋指し・村山聖の一生に
感銘を受けたという秦 基博が、本作『聖の青春』のために書き下ろし、力強くも儚い、ドラマティックな名曲が完成。

あわせて到着した予告映像は、短くも全力で駆け抜けた村山聖の生き様と、秦 基博の主題歌「終わりのない空」がマッチし、
「どう死ぬか、どう生きるか」を観ている者に問いかける感動必至の映像に仕上がっています。

画像2: (C)2016「聖の青春」製作委員会

(C)2016「聖の青春」製作委員会

【あらすじ】

1994年、大阪。路上に倒れていたひとりの青年が、
通りかかった男の手を借りて関西将棋会館の対局室に向かっていく――。

彼の名は村山聖[さとし](松山ケンイチ)。現在七段、“西の怪童”と呼ばれる新世代のプロ棋士だ。
聖は幼少時より「ネフローゼ」という腎臓の難病を患っており、無理のきかない自らの重い身体と闘いながら、
将棋界最高峰のタイトル「名人」を目指して快進撃を続けてきた。そんな聖の前に立ちはだかったのは、
将棋界に旋風を巻き起こしていた同世代の天才棋士・羽生善治(東出昌大)。
すでに新名人となっていた羽生との初めての対局で、聖は必死に食らいついたものの、結局負かされてしまう。
「先生。僕、東京行きます」どうしても羽生の側で将棋を指したいと思った聖は上京を希望し、相談を持ちかける。
先生とは「冴えんなあ」が口癖の師匠・森信雄(リリー・フランキー)だ。聖は15歳の頃から森に弟子入りし、
自分の存在を柔らかく受け入れてくれる師匠を親同然に慕っていた。
体調に問題を抱える聖の上京を家族や仲間は反対したが、
将棋に人生の全てを懸けてきた聖を心底理解している森は、彼の背中を押した。

東京――。髪や爪は伸び放題、本やCDやゴミ袋で足の踏み場もなく散らかったアパートの部屋。
酒を飲むと先輩連中にも食ってかかる聖に皆は呆れるが、同時にその強烈な個性と純粋さに魅了され、
いつしか聖の周りには彼の情熱を支えてくれる仲間たちが集まっていた。
その頃、羽生善治が前人未到のタイトル七冠を達成する。聖はさらに強く羽生を意識し、
ライバルでありながら憧れの想いも抱く。そして一層将棋に没頭し、並み居る上位の先輩棋士たちを下して、
いよいよ羽生を射程圏内に収めるようになる。
そんな折、聖の身体に癌が見つかった。「このまま将棋を指し続けると死ぬ」と医者は忠告。
しかし聖は聞き入れず、将棋を指し続けると決意。
もう少しで名人への夢に手が届くところまで来ながら、彼の命の期限は刻一刻と迫っていた…。

解禁された新予告

画像: 11月19日(土)公開 映画『聖の青春』予告編 youtu.be

11月19日(土)公開 映画『聖の青春』予告編

youtu.be

<予告編>
“西の怪童”と呼ばれた天才棋士・村山聖(松山ケンイチ)は、最大のライバル羽生善治(東出昌大)と死闘を繰り広げる一方、医師から癌を宣告される。短くも全力で駆け抜けた聖の生き様が、
秦 基博の主題歌「終わりのない空」とマッチし、「どう死ぬか、どう生きるか」を観ている者に問いかける感動必至の映像に仕上がっています。

主題歌は、秦 基博「終わりのない空」

画像3: (C)2016「聖の青春」製作委員会

(C)2016「聖の青春」製作委員会

主題歌:秦 基博 「終わりのない空」 AUGUSTA RECORDS/Ariola Japan
●秦 基博プロフィール
1980年10月11日宮崎県生まれ、神奈川県育ち。06年にシングル「シンクロ」でデビュー。
日本武道館での全編弾き語り公演や全国各地の世界遺産での野外公演など多彩なライブ活動を展開。
14年のシングル「ひまわりの約束」は100万ダウンロードを超え、記録的なロングヒットを続けている。
15年の『青の光景』まで5枚のオリジナル・アルバムを発表。近年の主な映画タイアップは、
08年公開『築地魚河岸三代目』の「虹が消えた日」、14年公開『STAND BY ME ドラえもん』の「ひまわりの約束」、
15年公開『あん』の「水彩の月」、『天空の蜂』の「Q & A」など。
デビュー10周年を迎える今秋には、全国6大都市をまわる記念のアリーナツアーも実施する。

コメント

●秦 基博
主題歌のお話を頂き、村山聖さんという稀代の棋士のストーリーということで気合いが入りました。
曲作りは5月頃から。完成直前の映像を拝見し、将棋を通した魂のぶつかり合い、聖の、
病気という困難に直面しながらも、名人という夢に突き進んでゆくその姿に感動をおぼえました。
エンドロールに流れることをイメージしながらまず曲を、そしてアレンジを考えていきました。
ちょうどツアーで全国を回っている時期だったので、その移動中に原作を読み進めながら歌詞の構想を練っていきました。
サビには聖のその瞬間、瞬間にいのちを燃やし、全身全霊ぶつかっていくさま、そして、彼が手記に遺した
「人間は悲しみ、苦しむために生まれた。それが人間の宿命であり、幸せだ。」という言葉から汲み取った想いを込めています。
映画とともにこの「終わりのない空」を受け取って頂けたら嬉しいです。

●森 義隆監督
また一人、村山聖の生き方に魅せられ、その才能を『聖の青春』に注ぎ込んでくれた仲間が増えました。
秦さんは今回、その美しくやさしい歌声で、誰もが限りある人生を生きていることの刹那、
そしてその現実の前でのわれわれの無力さ、そして、それでも生きることのなかにある希望を歌いあげてくれました。
このエンディングテーマを通して、村山聖の短い人生の物語は、
映画を観てくれたみなさん自身の人生の物語と重なり合っていくんだなぁ、と。感慨です。

●原作者 大崎善生
考えてみればはじまりは森信雄と私。いつも二人きりで白黒の画像の中にいた。
二人で村山君の物語をいったいどのくらい語り合ったろうか。
いつの間にかそれが画像になりカラーになり多くの人たちが私たちの世界に色と光をもたらしてくれた。
そしてついにはこんなに美しい音楽までが抽出された。
まるで何かを絞り出したような清らかなメロディーが、この世界に生まれ落ちた。

映画『聖の青春』

松山ケンイチ  
東出昌大 染谷将太 
安田 顕 柄本時生 鶴見辰吾 北見敏之 筒井道隆
竹下景子/リリー・フランキー

原作:大崎善生(角川文庫/講談社文庫) 
監督:森 義隆『宇宙兄弟』『ひゃくはち』 
脚本:向井康介『クローズEXPLODE』『陽だまりの彼女』
主題歌:秦 基博「終わりのない空」 AUGUSTA RECORDS/Ariola Japan
(C)2016「聖の青春」製作委員会 
配給:KADOKAWA

11月19日(土)丸の内ピカデリー・新宿ピカデリー他全国公開

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