先日より全国の劇場で掲出され、まさに今まで見たことがない“週刊誌風ビジュアル”が話題を呼んでいるポスタービジュアルとはまた違う新たなポスタービジュアルが解禁になりました。
福山雅治がカメラを片手にこちらを見据えるポスターには「ごめん。馬鹿で悪かったな。」の文字が。このコピーを書き下ろしたのは西武百貨店の「不思議、大好き。」(1982)「おいしい生活」(1983)などのキャッチコピーを生み出し、コピーライターという仕事を世に知らしめた第一人者でもある糸井重里!!作詞やエッセイ執筆、ゲーム制作など、幅広いジャンルでも活躍し、現在は「ほぼ日刊イトイ新聞」の主宰として多数のプロジェクトを展開、6月に犬と猫と人が親しくなるためのアプリ「ドコノコ」をスタートするなど活動の幅をますます広げています。
以前より大根監督作品を応援してきた糸井氏が本作の完成初号を見て、今回のポスタービジュアルの宣伝コピーの依頼を快諾。うれしいコラボが実現する運びとなりました。
今回のコピーは映画本編を見た糸井氏が、福山雅治演じる都城静から着想を得て書き下ろされたものになります。糸井重里が映画ポスターにキャッチコピーを書き下ろすのはジブリ映画『ゲド戦記』(2006年)以来、実に10年ぶりとなります!!!
【糸井重里さんコメント】
ギラッギラのすれっからしに見える映画ですが、
あんがい素直なことのほうが、
こころに残るのではないかと思いました。
B級映画のパロディみたいな味わい
にもなりそうですけどね。
さらに福山雅治が以前より糸井氏との対面を熱望。
遂に福山雅治がパーソナリティを務める「福のラジオ」にて異色の対談が実現しました。実は二人が対談をするのは今回のラジオ収録が初となります!!映画の情報を何も知らずに本作を観たという糸井氏は『まるでインディ・ジョーンズみたいな冒険活劇のようでもあり、恋愛映画の要素や社会派の側面もあって、すごく楽しかった。大根監督がまた新しい挑戦をしていますよね。これまでの彼の映画は「(その世界観が)好きな人を存分に楽しませる」ことを意図して作られていたと思うんですが、今回は福山さんを主役にキャスティング・演出することで、「もっと多くの観客を楽しませてやる」という気概を感じました。』と映画を絶賛。
福山の演技について『普段、“撮られる側”の福山さんに“撮る側”を演じさせることが面白いし、福山さんがカメラを持つ所作は、実際に獲物を狙い射つ(=shoot=写真を撮る)ハンターとしてのリアリティを感じました。カメラを触ったことがない人だったらこうは演じられなかったでしょう。ルックスもこれまでの「フクヤマ」とは変えてきましたよね。髭も生やして、ちゃんと“だらしない男”に見えました。カッコ良すぎちゃダメな役ですもんね。笑』と語りました。
これに対して福山は『自分自身好きでカメラをやっていましたが、こんな風に作品として活かしてもらえるとは考えてもいなかったので、僕にとってこの映画はとても嬉しい作品なんです。そして僕は以前から糸井さんのことを「生き方がカッコいい、ああいう人になりたい」と思っていたので、そのカッコいい先輩にそんな風に思っていただけたなんて本当に嬉しい限りです。』と照れながらも素直に喜んでいました。
さらに、糸井氏が「ちゃんと悩んで考えた」というキャッチコピーに、福山は『映画を観終わったあとにもう一度コピーを読んでみると、ストンと腹に落ちる。その言葉の意味がさらに味わい深くなる。』と絶賛。初対談は大いに盛り上がりました。
また、27日の「福のラジオ」では本作の主題歌、TOKYO No.1 SOUL SET feat.福山雅治 on guitar「無情の海に」も初OAされます!!!
こちらの対談の模様は全国38局ネットで放送されているTOKYO FM「福のラジオ」で8月27日(土)14:00~放送予定!また、9月20日(火)発売予定の雑誌「SWITCH」にも詳細が掲載される予定です!!さらに、「ほぼ日刊イトイ新聞」(http://www.1101.com/home.html)でも後日対談の様子が掲載される予定!!この夢の対