奇跡を待つことも、運命だとしたら。
グザヴィエ・ドランが惚れ込んだ、交差するサスペンス---『神のゆらぎ』

映画『神のゆらぎ』(監督:ダニエル・グルー)は、 新宿シネマカリテで大人気開催中の「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016」にてプレミア公開しており、満席・完売記録更新中---!

そして、この度「カリコレ2016」上映全作品中動員TOP5に選定され、8月20日(土)〜9月2日(金)の「カリコレ2016・HITS!セレクション」アンコール上映作品として決定致しました。

アンコール上映スケジュール
8月20日(土)〜9月2日(金)の2週間
<タイムテーブル>
〇 8月21日(日) 21:10〜
〇 8月22日(月) 16:00〜
〇 8月24日(水) 21:10〜
〇 8月25日(木) 16:00〜
※8月27日(土)以降のタイムテーブルは、公式HP、
公式SNS、シネマカリテ公式サイトなどで随時発表。

画像1: © 2013 Productions Miraculum Inc.

© 2013 Productions Miraculum Inc.

観客に「決断」を問いかけるヒューマンサスペンス「神のゆらぎ」とは?

映画『It‘s Only The End Of The World(原題)』で第69回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞した、
今最も勢いのある若手実力派監督であり、俳優としての活躍もめざましいグザヴィエ・ドランが、
自ら出演を熱望したサスペンスタッチのヒューマンドラマです。
ドランが魅了された秀逸な脚本によって描かれるのは、
運命という「神さまの気まぐれ」に翻弄されながらも、結局は自ら下す選択によって、
自分だけでなく他の誰かの運命すら変えてしまうという、
人間の生き方における「最良の決断とは何か?」という問いかけです。

画像2: © 2013 Productions Miraculum Inc.

© 2013 Productions Miraculum Inc.

新世代のゲームチェンジャー グザヴィエ・ドランとは?

「若き美しき天才」と称され、映画界の大注目を集め続ける27歳であり、次世代監督No.1として、その地位を確立したグザヴィエ・ドラン。
『マイ・マザー』『胸騒ぎの恋人』で鮮烈なデビューを飾り、『わたしはロランス』『トム・アット・ザ・ファーム』とデビュー以来全作品がカンヌ映画祭やベネチア映画祭に出品され、一躍時代の寵児に。『Mommy/マミー』では2014年のカンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞。

2015年には、シンガーソングライター・アデルの楽曲『Hello』のミュージックビデオをアデル本人からのオファーで監督、2015年11月の公開以降既に、なんと15億回も再生される驚異的なヒットMVとなり話題を集めました。
2016年には、その美しい容姿からルイ・ヴィトンのアンバサダーとして、ワールドワイドの広告キャラクターに起用されるなど、映画界のみならず多方面で活躍するマルチタレントぶりを如何なく発揮。日本でも注目度の最も高いフィルムメイカーとして、ファンが急増中です。

本作でドランが演じるのは、末期の白血病を患うエホバの証人

本作でドランが演じるのは、末期の白血病を患いながらも、宗教上の制約から恋人にさえ輸血を拒み死ぬ事を良しとするキャラクター「エティエンヌ・シマー」です。
本作のヒロインである「ジュリー・ボドリー」(マリリン・キャストンゲ)のフィアンセでもあるこの役を、ドラン自身「難しい役柄」としながらも、自らの考え方を頑に信じて運命を選択するその男に自分を同化させ、熱演しています。

ドラン曰く、「待っていてもやりたい役のオファーが来ないので、自分で自分に役を与える為に監督になった」という程、俳優業を一義的に捉えており、その彼をして「今まで演じた事が無い、ぜひやってみたい新しい役どころ」が、本作の大きな見どころと言えるでしょう。
また、自らゲイである事を公表しているドランが、カップルを演じるシーンにも注目です。

画像: 神のゆらぎ|劇場版予告篇|2016.8.6公開@新宿シネマカリテ youtu.be

神のゆらぎ|劇場版予告篇|2016.8.6公開@新宿シネマカリテ

youtu.be

INTRODUCTION

時に人は、ただ奇跡が起きるのを待つしかない。
ともにエホバの証人である看護師と、末期の白血病を患うフィアンセ。
老境にありながら情熱的な不倫を続ける、バーテンの男とクロークの女。
互いへの失望を偽りながら暮らす、アル中の妻とギャンブル狂の夫。
そして取り返しのつかない過ちを償うためドラッグの運び屋となる、一人の男…。
彼らは気づかない。自分の決断が思わぬところで、他人の運命を変えてしまっていることに。
正しい選択とは何なのか。人間に許された最良の決断とは。
複数の物語が過去と現在を行き来しながら、その終着点――
墜落する運命にあるキューバ行きの飛行機へと向かう、深遠な余韻を残すヒューマンドラマ。

監督:ダニエル・グルー
脚本:ガブリエル・サブーリン
出演:グザヴィエ・ドラン、アンヌ・ドルヴァル、ロビン・オペール、マリリン・キャストンゲ
配給:ピクチャーズデプト
配給協力:アークエンタテインメント
© 2013 Productions Miraculum Inc.
2012年/カナダ/英語/日本語字幕/109分/35mm/DCP/カラー/SRD5.1ch/シネマスコープ1:2.35

This article is a sponsored article by
''.