5月のカンヌ国際映画祭でも大きな反響を呼び、韓国で通算観客動員数が800万人を突破した映画『釜山行き』(ヨン・サンホ監督)が、現在ハリウッドやフランスのメジャー・スタジオなどとリメイクの模索が行われていることがわかった。
『釜山行き』は、前代未聞の災害に見舞われた韓国を舞台にした映画で、ソウル駅を出発した釜山行きの列車に乗った人々の命懸けの死闘に迫った作品だ。
韓国映画界関係者が明かしたところによると、現在『釜山行き』のリメイクに関して交渉が上手く進んでいるとのことで、特にフランス側との交渉が有力であるという。
また、今年のカンヌ国際映画祭の反響振りや韓国国内での本作の観客動員力を見て、フランスのメジャー・スタジオが積極的にリメイクを推進してきていることも伝えられている。
グローバル市場をターゲットにした同作のリメイク化が実現していく可能性もあるようで、今後、国際版『釜山行き』の制作が発表される日もあるかもしれない。