『夏をゆく人々』 TAMA 映画フォーラム特別上映会 8/27(土)開催!
光と緑あふれるトスカーナ 少女が見た夏の景色と家族の日々
イタリアの若き才能、ロルヴァケル監督による第 67 回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作
TAMA 映画フォーラム実行委員会は毎年 11 月に開催する映画祭 TAMA CINEMA FORUM とともに年数回の特別上映会をベルブホール(多摩市 立永山公民館)で実施しており、8 月 27 日(土)に『夏をゆく人々』(アリーチェ・ロルヴァケル 監督)の上映が決定いたしました。
『夏をゆく人々』は、1981 年生まれのイタリアの若手女性監督アリーチェ・ロルヴァケルによる長編第 2 作です。光と緑あふれるイタリ ア中部・トスカーナ州周辺の人里離れた土地で昔ながらの方法で養蜂を営む一家を、4 人姉妹の長女・ジェルソミーナの視点から描いてい ます。外の世界に向かって大人へと成長する彼女の心と、その変化を受け入れられない父の葛藤。
ひと夏の家族れぞれの繊細な感情をこまやかに描き出し、夢と現実のあわいに鮮烈なイメージを映し出した、新しくもどこかノスタルジックで豊饒な作品に仕上がっています。
【ストーリー】
イタリアの自然豊かなトスカーナ州で、頑固一徹なドイツ人の父とイタリア人の母のもとに生まれ育った養蜂一家の 4 人姉 妹。長女のジェルソミーナは、まだ 12 歳ながら父親の寵愛を受け、一家の仕事を支えるのに不可欠な存在として忙しく立ち働く毎日。そん なある日、地方文化の伝統を PR する TV のコンテスト番組のロケ現場にふと遭遇し、女性司会者ミリーの美しさにすっかり魅せられたジェ ルソミーナは、ひそかにある決意をする。
『夏をゆく人々』原題: Le meraviglie 2014 年/111 分/カラー/イタリア・スイス・ドイツ