2016年カンヌでも、賛否両論から最終的にグランプリを獲得した、グザヴィエ・ドラン監督の最新作「Juste la fin du monde(It's Only the End of the World)」の海外予告編が公開された。
『トム・アット・ザ・ファーム」「Mommy/マミー」と作品ごとに世界の映画界から注目を浴びるドラン監督。今作は、劇作家ジャン=リュック・ラガルスの舞台劇”It's Only the End of the World”を基にした、家族の葛藤と愛そして、生と死の物語。
今回は、上映時間のうち約90%は登場人物の顔のクローズアップで構成するなど、またしても新たな映画表現に挑戦している。
出演は、マリオン・コティアールの他、レア・セドゥ、ギャスパー・ウリエルを中心に、ヴァンサン・カッセル、ナタリー・バイなど。
今回は、今まで以上に批評家からの辛辣な反応で、賛否が多かっただけに、最終的にグランプリ授賞式での涙ながらのスピーチでも感動を呼んだ。