中国の映画やドラマでは抗日戦争を主題にした作品が多く描かれており、特に「紅色7月(赤い7月)」と呼ばれる毎年7月の時期には中国共産党結成を記念した関連番組が大量に放送されている中国のテレビ業界。

だが、近年は若者世代の抗日ドラマ離れが年々加速し、テレビ各局が放送するこれらのドラマや関連番組の主な視聴者はおおむね50代以上になっていると言われ、若者世代には敬遠されているという。
今月23日からは「紅色7月」シーズンが始まったが、以前であれば視聴率のドル箱であった抗日ドラマが軒並み低視聴率となっている。オンエアをスタートさせた満州事変を描く抗日ドラマ「東方戦場」も事前の番宣の規模などに反比例して視聴率がふるっていない。

抗日ドラマの低視聴率の最たる原因と考えられるのが、若者世代にとって辟易した抗日ドラマと違い、より関心度の集まるネット配信のバラエティー番組やドラマ、映画などのコンテンツが近年大量に制作されるようになった背景が挙げられるだろう。
ネット世代のテレビ離れが加速化している昨今の中国で、「紅色7月」に大量に流される抗日戦争関連の番組の作り方自体にも、今後変化が見られるようになるのかもしれない。

放送せれてきた抗日ドラマ 予告

画像: 抗日ドラマ「東方戦場」 电视剧《东方战场》宣传预告片 youtu.be

抗日ドラマ「東方戦場」
电视剧《东方战场》宣传预告片

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画像: 抗日映画『南京南京』 南京南京 預告片 youtu.be

抗日映画『南京南京』
南京南京 預告片

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画像: 抗日映画『鬼子来了』 鬼子来了 预告片 youtu.be

抗日映画『鬼子来了』
鬼子来了 预告片

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