『イージー・ライダー』や『ブルーベルベット』でも有名な俳優デニス・ホッパー(1936-2010)。
カメラマンとしても評価されていたことは、あまり紹介されていない。生前からも、多くの展覧会が開催されてきたが、実際に、彼の死後評価がますます高まっており、彼の友人であったジュリアン・シュナーベルのサポートのもと世界の権威あるガゴシアンギャラリーでの2013年の発表以来、ロンドンの王立芸術アカデミーでも2014年に、大掛かりな展覧会なども開催されている。
作品集としては、60年代のアートシーンを撮った『Out Of The Sixties』は特に有名。
現在はスウェーデンのヴェームランド博物館(Lärmlands Museum)で11月まで開催中です。
写真集 表紙
スウェーデンのヴェームランド博物館 デニス・ホッパー展覧会予告編 Fotografen Dennis Hopper på Värmlands Museum
youtu.be 作品の多くは、1950年代の後期のLAや60年代のニューヨーク。彼自身が、多くの当時のアートシーンに深く入り込んでおり、アンディ・ウォーホルを始め、ロバート・ラウシェンバーグ、ジャスパー・ジョーンズなどのアーティストたちのプライベートな姿を多く作品に残している。
また、音楽シーンではアイク&ティナターナーや伝説のブライアン・ジョーンズなどに加え、当然当時の俳優たちの姿もポール・ニューマンやジェーン・フォンダなどが被写体となっている。
多くの作品で、1960年代に撮られているのだが、特にアンダーグラウンドなカルチャーからヒップに移行していくNYの生な空気感は、彼だからとれた作品と言えよう。
花を持ちわずかに微笑むアンディ・ウォーホル 1963
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アンディ・ウォーホルと仲間 1963
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ロバート・ラウシェンバーグ 1966
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現代美術 エド・ルシェ 1964
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アイク&ティナ・ターナー 1965
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ジェーン・フォンダ マリブ 1965
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左から、アンディ・ウォーホル、ヘンリーゲルツァーラー、デイヴィッド・ホックニーやジェフ・グッドマン
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ダブルスタンダード 1961
ライダーのカップル 1961
網の影が映るポール・ニューマン
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デニス・ホッパー セルフポートレート
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