噂のモハメド・アリの映画か?それとも新たな新作か?
6月11日より開催されている第19回上海国際映画祭の前日に、同じく上海で行われた「復星 & Studio 8上海ナイト」のイベントに台湾の巨匠アン・リー(李安)監督が出席し、その中でアン・リー監督が今後米中合作映画に着手する可能性が明らかになった。
ハリウッドの新興映画制作会社Studio 8へ上海の投資会社・復星集団(フォースン・グループ)が2億元(約214億円)の出資を発表したのが14年のこと。
この出資額は中国企業による米映画会社への投資としては過去最大の規模として注目され続けていた。
復星集団はアン・リー監督と現在、米中合作映画の制作で交渉中であることを認めており、これにより世界市場を目標にした作品作りを目指すと伝えている。
映画の構想や内容などの一切はアン・リー監督に委ね、復星集団は介入することはないという。
アジアを代表する巨匠の最新プロジェクトがどのような映画になっていくのか注目したい。