中国映画界を牽引し続け、世界でも存在感を放つ巨匠チャン・イーモウ(張芸謀)監督の長女
、チャン・モー(張末)が監督デビューするニュースが伝えられて以来、その動向に国内外から注目が集まっていたが、このたび初めて中国メディアのインタビューに応じたことが分かった。
チャン・モーは83年生まれの33歳で、15歳から留学し、ニューヨーク大学の映画学科でアメリカ式の映像技術を学んだ。
その後、チャン・イーモウ監督の撮影現場にスタッフとして参加し続け、このたびついに『28歳未成年』で監督デビューに至った。
インタビューでは、父親のチャン・イーモウ監督が制作に関わっているのではないか?という噂を真っ向から否定しているほか、巨匠の娘として見られることも自然体で受け止めながら、無理に話題を避けたり拒んだりするのではなく、1人の映画監督として見てもらえるよう作品を通して自分という人間を伝えたいと語っている。