アカデミー賞前夜、もっともダメな映画に与えられるラジー賞(ゴールデンラズベリー賞)が発表されました。
今年は、一本におさまらず作品賞は2本が同時でタイ授賞になりました。
サム・テイラー・ジョンソン監督の『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』が圧巻の作品賞および主演男優賞、女優賞に加えコンボ賞と脚本賞の5冠で最多受賞。
そして作品賞をタイ受賞したのは、監督賞、最悪リメイク賞の3冠に輝いたジョシュ・トランク監督の『ファンタスティック・フォー』です。
この、2本がぶっちぎりで年間の最高のクソ映画という存在感を示しました。
そして、名誉回復カムバック賞は、『クリード』のシルベスター・スタローンが受賞です!
そして明日に発表されるアカデミー賞---。
注目すべきは、ラジー賞助演男優賞を受賞したエディー・レッドメインが、『リリーのすべて』で主演男優賞を受賞できるかということですね〜。
年間最低作品賞
★ファンタスティック・フォー
★フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ
ジュピター
モール・コップ ラスベガスも俺が守る!
ピクセル
最低主演男優賞
★ジェイミー・ドーナン『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』
ジョニー・デップ『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』
ケヴィン・ジェームズ『モール・コップ ラスベガスも俺が守る!』
アダム・サンドラー『ピクセル』、『靴職人と魔法のミシン』
チャニング・テイタム『ジュピター』
最低主演女優賞
★ダコタ・ジョンソン『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』
キャサリン・ハイグル『Home Sweet Hell』
ミラ・キュニス『ジュピター』
ジェニファー・ロペス『The Boy Next Door』
グイネス・パルトロー『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』
最低助演男優賞
★エディー・レッドメイン『ジュピター』
チェビー・チェイス『Hot Tub Time Machine 2』、『お!バカんす家族』
ジョシュ・ガッド『ピクセル』、『The Wedding Ringer』
ケヴィン・ジェームズ『ピクセル』
ジェイソン・リー『Alvin and the Chipmunks: The Road Chip』
最低助演女優賞
★ケイリー・クオコ『Alvin and the Chipmunks: The Road Chip』、『The Wedding Ringer』
ルーニー・マーラ『パン』
ミシェル・モナハン『ピクセル』
ジュリアン・ムーア『Seventh Son』
アマンダ・セイフィールド『Love the Coopers』、『パン』
最低監督賞
★ジョシュ・トランク『ファンタスティック・フォー』
アンディ・フリックマン『モール・コップ ラスベガスも俺が守る!』
トム・シックス『The Human Centipede 3 (Final Sequence)』
サム・テイラー・ジョンソン『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』
ウォシャウスキー姉弟『ジュピター』
最低脚本賞
★『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』
『ファンタスティック・フォー』
『ジュピター』
『モール・コップ ラスベガスも俺が守る!』
『ピクセル』
名誉回復カムバック賞
★シルベスター・スタローン
エリザベス・バンクス
M・ナイト・シャマラン
ウィル・スミス