日本の人気作家・夢枕獏の歴史伝奇小説『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』を巨匠チェン・カイコー(陳凱歌)監督が映画実写化する日中合作映画タイトルが『妖猫伝』に決定し、いよいよ本格始動することが分かった。
本プロジェクトは2010年に製作の可能性が浮上し、13年以降は、中国湖北省に唐朝の都をリアルに再現する「唐城影視基地」の建設工事が進行され、このたびついに本格始動が発表された。
今年下半期からのクランクインを予定している本作は日本の角川映画と共同制作のもと、『ラスト、コーション』や『グリーン・デスティニー』などの名作でもお馴染みのワン・ホイリン(王惠玲)を脚本に招きスタートする。
注目のキャスティングには中国側から俳優ホアン・シャオミン(黄暁明)や女優ニー・ニー(倪[女尼])の名前が挙がっているほか、日本側からは渡辺謙らの出演が噂されているものの、現在はまだ明らかにされていない。