桃井かおりが現在開催中の第66回ベルリン国際映画祭で、フォーラム部門に出品される監督作『火 Hee』のワールドプレミアが開催された。
今回、桃井はこの作品以外にもパノラマ部門に出品される原発事故後の福島で撮影したドリス・デーレ監督のドイツ映画「Gruesse aus Fukushima(福島、わが愛)」にも出演しておりベルリンで大活躍。
前回に、初監督作で「無花果の顔」でも同映画祭に招かれ、NETPAC賞を受賞しているだけに、今回も期待がかかっている。

画像1: http://cinema.ne.jp/news/hee2016021406/

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映画『火 Hee』は、芥川賞受賞作家で、海外での評価の高い中村文則の原作「銃」の中に収められている短編「火」をもとに、桃井かおりが監督・脚本・主演をつとめ、アメリカ・ロサンゼルスの自宅を撮影現場にして10日間で監督した作品。
桃井かおりが自ら演ずるのは、火に異常に執着する精神疾患を患う主人公の日本人娼婦役だという。

『火 Hee』ストーリー
アメリカでクリニックに勤める精神科医の真田。
ある日、家族とショッピングに出かけた際に一人の女性とエレベーターで遭遇する。
彼女の声が脳裏に響き渡り、真田は彼女とクリニックで問診している様を妄想する。
しかし彼女の話は、真田の想像を超える、壮絶なものだった。
幼い頃に家が火事になり両親を亡くし、学校ではイジメを受け、結婚相手からは浮気をされる。離婚してからは、アメリカで売春をしながら借金生活で過ごす毎日。
彼女の話を聞く内に、次々に登場する男と自分を重ね合わせ、彼女の話に引き込まれていく真田。彼女の話はさらにエスカレートして行き、思いもよらない方向へと向かっていく…。

画像: 桃井かおり ベルリン映画祭レッドカーペットに登場 www.youtube.com

桃井かおり ベルリン映画祭レッドカーペットに登場

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映画『火 Hee』は2016年初夏、全国公開

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