屋上ライブと言えば、映画『レット・イット・ビー』のラストを飾るシーンの撮影目的で、自社ビルの屋上にて機材を運び込み、予告無しでオフィス街の中で大音量のライブが敢行されたことがあまりにも有名だ。
1969年1月30日にビートルズがイギリス・ロンドンにある当時のアップル社の屋上で映画撮影のために突如行ったゲリラライヴである。事実上ビートルズの最後の歴史的なライヴ・パフォーマンスとなっている。
最終的に「警官に羽交い締めにされて逮捕され、そのシーンを映画のラストに使いたかった…」とリンゴ・スターが語っている---。

ところが、前年の1968年12月7日にジェファーソン・エアプレインが、同じく屋上ライブをおこなっていた事はあまり知られていない。
同じような屋上パフォーマンスが一ヶ月前に開催されていたのである。ここでは、警察がちゃんと現れ---。
そして、何より驚きは映像記録の監督は、なんとジャン=リュック・ゴダールだという。
もしかして、こちらがネタもと???

Jefferson Airplane Dec 7 1968 Rooftop Concert One Pm.mpg

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