世界的にますます、素材の自由化が進んできている。この1年の間に、スミソニアン博物館、大英博物館、メトロポリタン美術館、イエール大学などの世界的な文化の拠点が、次々の素材のネット上で、素材を提供。
基本的には、私的利用に関しては無料。イエール大学などではライセンスフリーという形での提供。
スミソニアン国立博物館は、、まずは4万点を提供。
私的利用は自由だが、商業使用は博物館の了承が必要。
そして、アメリカでは大統領令もでていた。
オバマ大統領が2013年5月9日にオバマ大統領が署名して発令した大統領令「Making Open and Machine Readable the New Default for Government Information」に基づき、「政府の情報をディジタル化(マシン・リーダブル)して一般公開(オープンに)することを、新しい標準と定める」
すでに、電子書籍200万冊から、1400万枚の画像を抽出して無料で公開するプロジェクトがスタートしており、パブリックドメインは世界で広がっている。
メトロポリタン美術館でも、すでに40万点が解放されている。
作品は、カラヴァッジオやゴヤ、ピカソやオキーフなどの絵画も多数
大英図書館では、Flickr上に100万点以上の画像を公開。
17世紀から19世紀にかけての資料をスキャンし。
公開された地図、挿絵、風刺画、彩飾&装飾された文字やロゴなどは全て、自由にダウンロードして利用することが可能。
こんな多くの絵や楽譜と共にロゴなども---
イエール大学はスタート時点で25万点以上の古書や絵画などの画像を提供し、誰でもライセンスフリーで利用できる。
公開された作品の中には、J・M・W・ターナーやウィリアム・ブレイクの絵画やモーツァルトの手書きの楽譜などもあり、これらを論文や出版物にも利用できるという。
世界的に、広がりを見せており=人類共通の財産という概念からの解放となっている。