2011年に同性婚が合法となったニューヨーク。
念願の結婚式を挙げた男性カップルが直面する、さまざまな出来事を描いた映画「人生は小説よりも奇なり」が3月シネスイッチ銀座で公開される。
“LGBT”がテーマの本作、男性カップルの人生模様が、洒落たNYの風景とクラシック音楽に乗せて描かれており、海外批評サイトのロッテントマトでは94%の好評価。
配役は、主人公・ベン役に「愛と追憶の日々」のジョン・リスゴー、パートナーのジョージ役を「スパイダーマン2」のアルフレッド・モリーナ。
ベンの親戚の女流小説家役には「いとこのビニー」で第65回米アカデミー賞の助演女優賞に輝いたマリサ・トメイが演じている。
監督・脚本は「あぁ、結婚生活」のアイラ・サックス。
~ ストーリー ~
ぼくらは結婚して、家もお金も仕事も失った。それでもまるごと愛おしい、我らが人生!
ニューヨーク、マンハッタン。
39年来連れ添ってきた画家のベンと音楽教師のジョージは念願かなって結婚した。周囲の祝福を受けて、二人の新たな生活は順調に始まるはずだったが――。同性同士の入籍が理由でジョージは仕事をクビになり、これまで絶妙なバランスで保たれていた生活はいとも簡単に崩れてしまう。
保険、年金、不動産……現実問題が次々と押し寄せ、二人は長年暮らしたアパートメントを離れ、新婚早々に別居を余儀なくされる。社会からの根強い差別と肩身の狭い居候生活に心が押しつぶされそうになりながら、ベンとジョージはありのままの自分を理解してくれる人がいることの幸福に改めて気づく。そんな矢先、予期していなかった別れが訪れる…
『人生は小説よりも奇なり』
2016年3月からシネスイッチ銀座ほか全国で順次公開
監督・脚本:アイラ・サックス
出演:
ジョン・リスゴー
アルフレッド・モリーナ
マリサ・トメイ
ダーレン・バローズ
配給:コムストック・グループ