ギャスパー・ノエ監督最新作「LOVE【3D】」の公開決定!!!
日本初!3D“リアルラヴ”フィルム公開決定!
本作は、青年マーフィーがかつての恋人エレクトラとの2年にわたる蜜月を振り返るスタイルをとりながら、愛し合う若いカップルの情熱を、肉体的に精神的に完全に再現する映画であり、愛と性をわけて考えるのではなく、すべてを包容する【LOVE】を3Dで描いた究極の物語。
2015年のカンヌ映画祭で上映された際には、ミッドナイト上映でありながらプレスや一般客が殺到した話題作です。
大胆な性描写とともに、愛の悦び、切なさ、残酷さの全てを描ききっています。
日本版となるポスターは、2人の女と1人の男のからみつく舌に唾液が糸をひく挑発的なビジュアル
。
彼女は愛のすべてを僕に与え、消えない傷を残した---
一月一日早朝、電話が鳴る。マーフィーは目覚め、傍には若い妻と二歳の子供。彼は留守番電話を聞く。エレクトラの母だ。心労で声がやつれ、娘から連絡はなかったか知りたがっている。エレクトラはずっと行方不明なのだ。母は、娘に何かあったのではないかと心配している。いつまでも雨のやまない一日、マーフィーはアパートにいて、彼の生涯最大の愛を思い返す。エレクトラとの二年間を。いつまでも続くはずだった、駆け引きに満ち、時に行き過ぎた、過ちだらけの、焼けつくような情熱の日々を…。
“家族“と幸せを噛みしめる【LOVE】
ひたすらに“快楽”に興じる【LOVE】 ⇒ どう愛すればよかったのか…?
“本当に好きな人”と遂げる【LOVE】
監督のギャスパー・ノエは「私のこれまでの映画とは違う、私のすべての映画の中で、その存在をもっとも近く感じられる、そして最もメランコリックな映画だ」と、今までの自身のフィルモグラフィーにおいても異色作であることを語っている。
2010年『エンター・ザ・ボイド』公開前のインタビューで、次回作の構想に「3Dポルノをやるかも」と答えていたが、3Dを使ったことで、登場人物と観客の距離はより縮まり、スクリーンで展開される彼らのエモーションがよりリアルに迫ってくる。そして、映画史上、予想もしなかったものが飛び出してくる———。
この冒険的な試みに挑んだ俳優たちが、カール・グルスマン、アオミ・ムヨック、クララ・クリスティンという新星たち。
アメリカ人のカールは、人生の大失恋をいやすため訪れたパリでギャスパーの友人と出会い、本作の出演が決まった。エレクトラを演じたアオミは、カクテルパーティーで俳優の元恋人がギャスパーと引き合わせたが、元々女優志望ですらなかったという。本作出演を機に彼らは注目を集め、カールは多数の出演映画の待機作がある人気俳優となり、クララはサンローランの2016年クルーズコレクションのキャンペーンモデルに抜擢されている。彼らとの仕事にギャスパーは、「このような成果を得られたのは、これまでの私の作品以上に、俳優たち―アオミ、クララ、カールの勇気と信頼のおかげだ。彼らは三人の主役を演じることに喜んで同意してくれた。彼らの関与、才能、カリスマのおかげで、この映画は私が望んでいた100倍も良くなった。」と絶賛を送った。
【第68回カンヌ国際映画祭正式出品作品】
2015年フランス・ベルギー合作/英語/スコープ/135分/R18
監督・脚本・編集・製作:ギャスパー・ノエ 撮影:ブノア・デビエ 音楽:ケン・ヤスモト VFX:ロドルフ・シャブリエ、マック・ガフ・リーニュ社
出演:マーフィー:カール・グルスマン エレクトラ:アオミ・ムヨック オミ:クララ・クリスティン
© 2015 LES CINEMAS DE LA ZONE . RECTANGLE PRODUCTIONS . WILD BUNCH . RT FEATURES . SCOPE PICTURES .
配給:コムストック・グループ 配給協力:クロックワークス