先日も、日本の映画監督の自主制作8mm映画が、香港やベルリンの国際映画祭で上映される事となったというニュースをご紹介したが、実際の8mmフィルムカメラが、復活する。

代表的なフィルムメーカーのコダック社は、8mmフィルムカメラ「スーパー8」の生産を発表した。
レトロとデジタルのハイブリッドでフィルム復活への期待がかかる。

デザインスタジオFuseprojectの創設者であるイヴ・ベアールがプロダクトデザインを手がけ、より操作性を重視したで、人間工学に基づきデザインをしているという。

米Kodak(コダック)はCES2016にて、8mmフィルムカメラ「Super 8(スーパー8)」の次世代版を初めて一般に公開した。スーパー8カメラの誕生50周年を記念し、コダックが次世代の映像クリエイターのために開発したという。

画像: http://www.pronews.jp/news/20160109020450.html?rel=mn160115

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制作環境から映画館と映画産業のエコシステムは既にデジタル化されており、フィルム映画は姿を消しつつある。フィルムだから表現できるとフィルム撮りを好む映画監督は少なくない。最近の映画作品ではクリストファー・ノーラン監督の映画「インターステラー」、J・J・エイブラムス監督の「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」でもフィルムで捉えたシーンが登場する。さらにクエンティン・タランティーノ監督、ジャド・アパトー監督はフィルム撮りをこよなく愛する。実は昨年、コダックはフィルム自身の製造においても、一時は工場の閉鎖の危機に追い込まれた。しかし米国の大手映画製作会社6社から映画フィルムを供給する契約に成功し、市場での生存を取り留めている。この際にも、タランティーノ監督らが立ち上がり、映画製作会社と交渉したことが背景にある。

Kodak's New Super 8 Camera

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