『ロッキー』シリーズ第7弾となる同作で代表的キャラクター、ロッキー・バルボア役を再演したスタローンはライアン・クーグラー監督と共に続編についてのアイデアを出し合っているところだと明かす。また、Varietyの独占インタビューの中でMGMの最高経営責任者(CEO)ゲイリー・バーバーは「クリード2」について「間違いない」と述べ、アイデアを披露している。
ライアン・クーグラー監督が2018年に公開を控えた『ブラックパンサー』の撮影に入ってしまうことを示唆し、「ライアンが2、3年いなくなっちゃうのは分かってる。だから難しい状況にはなると思う。他の監督を迎えてライアンにプロデュースをしてもらうことや、ライアンを待つのか。時間が続編を受け入れるのにはかかるから、1年以内にどんどん作られる。」と説明した。クーグラー監督をはじめ、ジョーダンやほかのキャストも続投に向けて迅速に確保する必要があると考えているようである。Varietyでは、他の監督候補についてまでは言及されなかった。
続編の構想としては、『クリード チャンプを継ぐ男』でロッキーがトレーナーを務めるアドニス・ジョンソンの亡き父で友人であるアポロ・クリードが登場する可能性もあるようだ。それが実現した場合には1985年の『ロッキー4/炎の友情』ぶりにカール・ウェザースがアポロ役に戻ってくる模様で、ファンは嬉しいことだろう。
先日40年ぶりのノミネートでついにゴールデングローブ助演男優賞したスタローンは「ライアンはアイデアを練っていて、ロッキーとアポロを一緒に登場させることも構想に入れている。『ゴッドファーザー PART II』のようなイメージで。それは大きな望みだよ。」と語った。
『クリード チャンプを継ぐ男』は絶賛公開中である。続編にも期待したい。