さて、海外のオスカーに向けての情報が多く入る中、日本の映画2015年ははどうだったんでしょうか?
昨日、日本の英字新聞の草分けであるジャパンタイムズが今年の日本映画ベストテンを上げています。ここで面白いのは、意見として、日本の映画界のかかえる、メジャーとインディーとの隔離をはっきりと問題だと言い切っている点です。
一種、海外の視点とも言っていいこのベストテンは、気になるところでもありますね。
日本の映画館の現状についての楽観主義者でいられるのは難しい。
1つの理由は、完全に商業的であるか、極度にインディーになっていて、多くの優秀なディレクターと一緒に中途半端な状態で衰退している状況です。
多くの予算を賭ける映画は当然劣っていません、しかし、その状況で、監督等の主題は制限される傾向があります。そして、多くのたくさんの映画が、現在、パートナーの見通しなしで、どうにか暮らしていっている状況にあります。