Disney's The BFG - Teaser Trailer 『オ・ヤサシ巨人BFG(原題)』特報
ディズニー映画最新作"The BFG"『オ・ヤサシ巨人BFG(原題)』の特報が公開されました。監督は『ジョーズ』『ジュラシック・パーク』『リンカーン』を手がけたスティーブン・スピルバーグが担当。予告編からは怖そうなイメージがありますが、ジャンルはあくまでファンタジーであり家族で楽しめる映画になるそうです。
本作は1982年に発表された児童文学「オ・ヤサシ巨人BFG」が原作。
商品説明
ロアルド・ダールですら1980年代はじめのあの「頭字語」ブームには逆らえなかったとみえる。「BFG」とは、果たして、大声でどなるフェレット顔のゴルファー(Bellowing ferret-faced golfer)のことか?陰で悪巧みをする妖精の名づけ親(Backstabbing fairy godmother)?いやいや実は…大きくて親切な巨人(Big Friendly Giant)のことだ!
彼ははじめのうち、それほどFriendly(親切)とは思えない。なにしろロンドンのとある通りにこっそりとやってきて、小さなソフィーをベッドからひょいとつまみあげ、あっという間に巨人の国へ連れ去るときている。おまけにBFGは、「邪悪な人食い巨人」たちに比べれば、それほどBig(大型)でもない。彼らはBFGを変わり者のチビだと言っていじめていた。こんなBFGが食べるものといえば、むかつくような味の「スナッズカンバー」だけ。ほかの巨人たちが小さな少年や少女たちをむしゃむしゃと食べているあいだも、BFGだけは、子供たちの部屋の窓からせっせと楽しい夢を吹き入れてやっていた。なんと奇特なGiant(巨人)だろう!
BFGはダールが創造した数々のキャラクターの中でも最も愛すべきひとつに数えられる。耳の中の柔らかな部分にソフィーを寝かせ、新種の蝶でも捕まえるように夢をつかまえに駈けていくBFG。奇妙な単語の入り混じった、はちゃめちゃで愉快な言葉をしゃべるBFG。女王のために「ホイッズポップ」を放つBFG。どんなときもBFGは、決して消えない温かな感動を与えてくれる。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
『オ・ヤサシ巨人BFG』を手がけたのは『ジャイアント・ピーチ』『チャーリーとチョコレート工場』『父さんギツネバンザイ』の原作者、ロアルド・ダール氏。
これら3つの作品は映画化され、今もなお絶大な人気を誇っています↓