『レ・ミゼラブル』の強力タッグが再びー。『リリーのすべて』
トム・フーパー監督×エディ・レッドメインが贈る、鮮烈な愛の物語
全米公開に先駆け豪華LAプレミア開催!
今最も注目を集めるキャスト・スタッフの登場に熱狂の嵐!!
2016年3月18日(金)より東宝東和配給にて公開となります映画『リリーのすべて』。
11月21日現地時間、ロサンゼルスにて本作のプレミアイベントを開催いたしました。
『リリーのすべて』LAプレミア 実施レポート
実施日:11月21日現地時間
会場:リージェンシー・ウエストウッド・ヴィレッジ・シアター
今から80年以上も前に世界で初めて性別適合手術を受けたデンマーク人
リリー・エルベの実話に基づく勇気と愛の物語である『リリーのすべて』は、
命の危険を冒してでも自分らしく生きることを望んだ主人公と、
その一番の理解者であり続けた妻が織りなす魂の触れ合いのドラマを、
心揺さぶる演技と演出で綴りあげた感動作です。
その全米公開に先駆けて開催されたLAプレミアに参加したのは、
リリー・エルベを演じるエディ・レッドメイン、その妻ゲルダを演じるアリシア・ヴィキャンデル、
2人のよき友人を演じるアンバー・ハード、そして本作のメガホンをとったトム・フーパー監督。
エディはGUCCIのスーツで妻のハンナ・バグショーと共に、アリシアはその美しさを引き立てる
ルイ・ヴィトンのドレスで会場に現れ、アンバーはドルチェ&ガッバーナのパンツスーツ姿で
夫ジョニー・デップを連れ立って来場。
ジョニー・デップも登場!
本年度アカデミー賞最有力候補と評される本作の豪華キャスト、スタッフの登場に、
集まったファンからは大きな喝采が起こっていました。
今最も注目を集める俳優でありながら、その親しみやすさは変わらず、
ファンへのサインや写真撮影などにも気軽に応じていたエディをはじめ、話題作への出演が続き、
一際美しさを増したアリシアには報道陣のフラッシュが集中。アンバーは夫のジョニーと
仲睦まじい様子を見せるなど、それぞれプレミアを楽しんでいた様子。
原作者であるデイヴィッド・エバーショフは2人の俳優の演技に惜しみない賛辞を贈り、
エディとアリシアは、この物語を「素晴らしいラブ・ストーリー」と話し、自身の演じたリリー、
そしてゲルダの生き方を賞賛。
フーパー監督も、この勇気ある実話と、劇中素晴らしい
演技を見せた俳優たちを絶賛し、なんとホワイトハウスで本作の試写を実施する事を明らかに!
(プレミアの翌日に実施済み)
至高のラブ・ストーリーである本作に大きな自信を覗かせました。
【プレミア時のコメント】
エディ・レッドメイン
トム(・フーパー)と一緒に『レ・ミゼラブル』を撮影していて、文字通りバリケードの中で歌っていた時、
彼が「新しい脚本を貰った。何も言わず、ただ読んで感想を聞かせて欲しい。」とだけ言って、
この物語を渡してきた。とても美しく深い感動的なラブ・ストーリーで、できることならこの作品に
関わりたいと思ったんだ。
トランスジェンダー・コミュニティの方々にも出来る限り会いに行ったんだけれど、
とても寛大に自分自身の経験を共有してくれた。僕がリリーという役をより忠実に演じる為に
必要なことだったから、とても素晴らしい経験だった。多くの友人も出来たし、幸運だったと思う。
観客も僕が初めて脚本を読んだときと同じように感じてくれたら嬉しい。これまでに読んだり、
観たりしてきたどんなラブ・ストーリーとも違う。これは、本当の自分になる為の勇気についての
物語でもある。”自分自身になる”というのは、すごく簡単なことのように聞こえるけれど、
それはとても勇気がいることだ。
<アリシア・ヴィキャンデルについて>
アリシアは激情的な女性だ。感情の表現方法を常に極めていて、
常に挑戦的で、同じ演じ方をすることはない。最高の体験だったよ。
<トム・フーパー監督について>
トムのように以前一緒に組んだ人と再び仕事をすることのメリットは、
お互いのあうんの呼吸で通じ合える事かな。すぐにジョークが言いあえるんだ(笑)
アリシア・ヴィキャンデル
エディと私が何度も話し合っていたことなのだけれど、極限とも言える素晴らしいラブ・ストーリーで
あると同時に、リリーやゲルダと同じような経験をした人たちにとっても、真実と思えるように
忠実に描かなければと思っていたの。
初めてエディと読み合わせをしたのは撮影の10ヶ月前だった。彼はその段階で既に膨大な知識を
持っていたわ。彼は演じるとき全てを役に捧げるの。恐れずに、演じたことのない役に挑戦しようと
思わせてくれる。素晴らしい俳優とはそういうものなのだと思うわ。
トム・フーパー/監督
2008年に脚本を読んだ。その頃は『英国王のスピーチ』の非常に初期の製作段階だったけれど、
この素晴らしいラブ・ストーリーに惚れ込んでしまい、すぐにインターネットで調べたんだ。
でもリリーやゲルダについては殆ど情報が載っていなかった。
なぜこの物語が歴史から見過ごされてしまっているのだろう、1930年代に史上初めての
性別適合手術が行われたということを誰が知っていただろうか…この物語を人々に伝え、
彼女らに敬意を示したかったんだ。ゲルダは夫であるアイナーを失ってしまうリスクがあるにも
関わらず、リリーになろうとする彼女をサポートした。これはとてつもない次元の無条件の愛だ。
エディは『レ・ミゼラブル』でも見せたように、非常にエモーショナルな演技の出来る役者で、
アリシアも心と思いやりのこもった演技をする。それが本作の核となる要素だ。
今、僕はとても興奮しているんだよ!なぜかと言うと、明日ワシントンに行き、
月曜日(23日)にホワイトハウスで『リリーのすべて』の試写をやるんだ。
この映画がリリー達の物語を世界に大きく広め、彼女達の持つ権利の更なる拡大に
繋がれば嬉しいと思っているよ。
デイヴィッド・エバーショフ/原作者
エディもアリシアも素晴らしい。こんなに素晴らしい役者が演じてくれた事に
感謝しているよ。2人が出会い、2人が”旅”をして、助け合う。
とても美しい演技を見せてくれたと思う。
この映画が”本当の自分自身になる”、”偽りの人生は人生ではない”ということについて、
観た人にインスパイアさせてくれることを願っている。自分の内面を見つめ、
本当の自分に気づくまでは偽りの人生を生きているのだということを、
リリーは示してくれた。
彼女が私達に残してくれたものを、エディの演技を通してみなさんに伝えられたら
良いなと思っています。
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<STORY>
1930年、デンマーク。風景画家のアイナー・ヴェイナーは、
肖像画家の妻ゲルダと共に公私とも充実した日々を送っていた。
そんなある日、ゲルダに頼まれて女性モデルの代役を務めたことをきっかけに、
アイナーは自分の内側に潜んでいた女性の存在に気づく。
それ以来、“リリー”という名の女性として過ごす時間が増えていったアイナーは、
心と身体が一致しない自分に困惑と苦悩を深めていく。
一方のゲルダも、夫が夫でなくなっていく事態に戸惑うが、いつしかリリーこそが
アイナーの本質なのだと理解するようになる。
移住先のパリで問題解決の道を模索するふたり。
やがてその前にひとりの婦人科医が現れる-。
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監督:トム・フーパー 脚本:ルシンダ・コクソン
出演:エディ・レッドメイン、アリシア・ヴィキャンデル、ベン・ウィショー、
アンバー・ハード、マティアス・スーナールツ 他
原題:The Danish Girl
提供:ユニバーサル映画/製作:ワーキング・タイトル、プリティ・ピクチャーズ
配給:東宝東和
レイティング:R15+