第40回ブリュッセル国際映画祭のコンペティション部門に出品されていた朝原雄三監督映画『愛を積むひと』で樋口可南子が最優秀女優賞を受賞した。

今年で40回目を迎えた同映画祭は、昨年まではインディペンデント映画を中心に上映することで有名だったが、今年からはチームもテーマも一新し、「ブリュッセル国際映画祭」として規模を拡大。同映画祭で日本映画が上映されたことはなく、『愛を積むひと』が同映画祭史上初、かつ今年唯一コンペティション部門に選出された日本映画という状況の中で、今回の受賞はまさしく快挙といえる。

佐藤浩市×樋口可南子!映画『愛を積むひと』予告編

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樋口可南子コメント
思いがけない大きな受賞に、ただただ驚いています。ベルギーからプロデューサーがトロフィーを抱えた写真が届いて初めて知りました。受賞の喜びと同時に警戒厳しい国からプロデューサーが無事に帰国してくれることを祈った一日でした。この心優しい映画が海外へ渡ってくれたことがほんとうに嬉しいです。今は、スタッフと一緒にお祝いしたい気持ちでいっぱいです。

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