24日、インディペンデント・スピリット賞のノミネーションが発表された。
トッド・ヘインズ監督「キャロル」が6候補で最多ノミネート作品、監督、脚本、撮影部門のほか、ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラのふたりとも主演女優部門で候補に入っている。
5候補でNetflix製作のキャリー・ジョージ・フクナガ監督最新作「ビースト・オブ・ノー・ネーション」が続いた。
また、作品評価高まっているトーマス・マッカーシー監督の「Spotlight」は4候補に加え、アンサンブル賞に当たるロバート・アルトマン賞を受賞。
これら3作品に加え、チャーリー・カウフマンとデューク・ジョンソンのアニメ『Anomalisa』と、IPhoneでの撮影でも話題になったもっともインディペンデントらしいショーン・ベイカーの『タンジェリン(原題)』が候補入りしている。
監督部門の候補は、作品部門に候補と完全にだぶっており、5作品の監督に加え、タランティーノが絶賛のホラー『イット・フォローズ』のデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督も。
授賞式はアカデミ賞前日の16年2月27日の予定。
主な部門のノミネーションは以下の通り。
【作品賞】
「Anomalisa」
「ビースト・オブ・ノー・ネーション」
「キャロル」
「Spotlight」
「Tangerine」
【新人作品賞】
「The Diary of a Teenage Girl」
「James White」
「Manos Sucias」
「Mediterranea」
「Songs My Brothers Taught Me」
【監督賞】
ショーン・ベイカー 「Tangerine」
キャリー・ジョージ・フクナガ 「ビースト・オブ・ノー・ネーション」
トッド・ヘインズ 「キャロル」
デューク・ジョンソン&チャーリー・カウフマン 「Anomalisa」
トーマス・マッカーシー 「Spotlight」
デヴィッド・ロバート・ミッチェル 「IT FOLLOWS イット・フォローズ」
【主演男優賞】
クリストファー・アボット 「James White」
Abraham Attah 「ビースト・オブ・ノー・ネーション」
ベン・メンデルソーン 「Mississippi Grind」
ジェイソン・シーゲル 「The End of the Tour」
Koudous Seihon 「Mediterranea」
【主演女優賞】
ケイト・ブランシェット 「キャロル」
ブリー・ラーソン 「Room」
ルーニー・マーラ 「キャロル」
ベル・パウリー 「The Diary of a Teenage Girl」
Kitana Kiki Rodriguez 「Tangerine」
【助演男優賞】
ケヴィン・コリガン 「成果」
ポール・ダノ 「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」
イドリス・エルバ 「ビースト・オブ・ノー・ネーション」
リチャード・ジェンキンス 「Bone Tomahawk」
マイケル・シャノン 「ドリーム ホーム 99%を操る男たち」
【助演女優賞】
ロビン・バートレット 「H.」
マリン・アイルランド 「Glass Chin」
ジェニファー・ジェイソン・リー 「Anomalisa」
シンシア・ニクソン 「James White」
Mya Taylor 「Tangerine」
【ロバート・アルトマン賞】
「Spotlight」
下記順不同
「Spotlight」
『キャロル』
「ビースト・オブ・ノー・ネーション」
「Tangerine」
「Anomalisa」
監督賞候補。日本公開も決定!