11月17日は、マーティン・スコセッシの誕生日です!
で、気になった話題を2つ。

1、
何度か、お知らせしているHBOのドラマ『Vinyl』の新予告が解禁されました。
やはり、スコセッシ監督×ミック・ジャガーが関わっていて、70年代のニューヨークを舞台にして、架空のレコードレーベル「American Century Records」を取り巻くセックスとドラッグにまみれたロックと音楽業界の裏側を描いたドラマとなると気になってしまいます。
映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』やドラマ『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』などで知られるテレンス・ウィンターが脚本で参加。
『ブレイキング・バッド』のジョージ・マストラスが製作総指揮という豪華なドラマ。そしてミック・ジャガーに激似のパンクロッカー役としてミックの息子ジェームズ・ジャガーが出演している事も話題になっています。2016年に放送スタート。日本でも放送するのかな---?

画像: https://www.facebook.com/kingrecords.video/?fref=ts

https://www.facebook.com/kingrecords.video/?fref=ts

2、

それと、関係ないですが、こんなこぼれ話が---なんと、スコセッシ監督のデビュー作は、ロジャー・コーマンがプロデューサーとして関わっていたんですね。

今やハリウッドの巨匠と呼ばれるスコセッシ監督。
元々はコーマンスクールの卒業生。長編デビュー作は、R・コーマンプロデュースの『明日に処刑を…』(1972年)。
R・コーマンのドキュメンタリー映画『コーマン帝国』で、スコセッシが語ります。ちなみに、『明日に処刑を…』の翌年が、『ミーン・ストリート』(1973年)。最初、コーマンに企画を持ち込んだそうです。

ロジャー・コーマンと言えば”B級映画の王様””低予算映画の王者”として有名ですが、その映画製作に関わった、コーマンスクールと呼ばれる、このリストを見ると、本当に素晴らしい人材がここからスタートしているんですよね。興味のある方は、下記「コーマン帝国』ご覧下さい。

ジェームズ・キャメロン、ジョン・セイルズ、ジョン・ミリアス、ピーター・ボグダノヴィッチ、ジョナサン・デミ、デニス・ホッパー、ジャック・ニコルソン、ピーター・フォンダ、ロバート・デニーロ、マーティン・スコセッシ、フランシス・フォード・コッポラ、モンテ・ヘルマン、ゲイリー・カーツ、ロン・ハワード、ガス・ヴァン・サント、スティーブン・スピルバーグら、ハリウッドでその後活躍した多くの映画監督や俳優たちが輩出されたことは大変有名である。

Vinyl: Trailer #2 (HBO)

youtu.be

ロジャー・コーマン
●ジュリー・コーマン(ロジャー・コーマンの妻)
●ジーン・コーマン(ロジャー・コーマンの弟)
●ロバート・デ・ニーロ
●ジャック・ニコルソン
●マーティン・スコセッシ  
●ロン・ハワード
●ジョナサン・デミ
●ピーター・フォンダ  
●ブルース・ダーン
●ポール・W・S・アンダーソン
●クエンティン・タランティーノ  
●アラン・アーカッシュ
●ポール・バーテル
●ピーター・ボグダノヴィッチ
●デヴィッド・キャラダイン
●ジョー・ダンテ
●パム・グリ
●ゲイル・アン・ハード
●ジョナサン・カプラン
●ポリー・プラット
●ジョン・セイルズ
●ウィリアム・シャトナー
●ペネロープ・スフィーリス
●メアリー・ウォロノフ
●アーヴィン・カーシュナー
●イーライ・ロス
●エリック・バルフォー
●ディック・ミラー
●ボブ・バーンズ
●フランシス・ドール
●ジョージ・ヒッケンルーパー

が、出演という、まるで映画史のような内容ですね。

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