シネフィルでも、何回も取り上げている中国の映画状況。
昨日も、デ・パルマ監督が中国資本で映画を作ると発表されたが、この背景には、映画興業収入のとてつもない伸び率が、後押ししている。
ここへきて、予定を上回り、来年にでも北米を上回る勢いとなっていると海外メディアが発表したという。
それによると、今年の総興行収入は前年対比35%増の65億ドルに達する見込みとなり、2017年には北米を超えて世界第1位の規模に成長しそうだという。(当初の予想されたのは2019年)

さらに、シネコンの建設ラッシュが進んでおり、現在では1日ごとに15スクリーンが増えているペース。来年はさらに加速し、1日に20スクリーンずつ増加していくという。こうした状況からハリウッドは中国市場にますます注目しており、9月にはワーナー・ブラザースが中国の投資ファンド「チャイナ・メディア・キャピタル(CMC))」と合弁会社「フラッグシップ・エンタテインメント・グループ」を立ち上げ、中国語映画の企画開発・製作・配給を行うことを発表している。

実際、昨年のアメリカとカナダを合わせた北米の総興行収入は104億ドル。中国では、ここ数年30%以上の伸び率を示していることからも、そのマーケットが北米を抜くのは時間の問題。
また、中国資本で海外の映画館チェーンなども買収しており、そのあたりも気になります。
 

画像: http://eiga.com/news/20151111/7/

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